環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

文字

可部の北の分岐

石碑に「南无阿弥陀仏」と蓮華の刻まれた道しるべが横川(南原川が根の谷川に合流する附近)に据えられている。 正面左右に「右ミよし」「左はまた」と並べることで、南から北への道しるべの役を果たす。逆の機能は無いというか必要がなかったのだろう。 現…

灯籠に刻まれる字

吉田町の住吉神社に据えられている石灯籠は、手を加えない不揃いな面の竿石の比率が大きい。胴長。 大きめな字は、「萬延元」の紀年銘の面くらいで、他の面には細く小さな字が崩して浅く掘られているので、このままさらに風化したら文字があることもわからな…

「驛前大橋」

幅の広い駅前大橋は橋のたもとを末広がりにしてあるので、横断歩道から真っ直ぐ行く人も、川沿いの道を行く人もスムーズに渡れる。 たもとのカーブをつくる親柱にはこじんまりと「驛前大橋」の橋名が刻まれている。「驛」が旧字体で、「橋」(呑の部分が有)…

駅前の川の駅

そんな川岸にも川面に接する階段はところどころにあって、駅前大橋たもとに設けられた川の駅の遊覧船乗り場は白く目立つ岸辺に階段が広がっていふ。 縮景園経由の平和公園行き遊覧船は白島まで川を上って本川を下る。平和公園まで1500円。 運営元の表示は重…

説明板諸相:基町堤防の経緯

堤防の上に設置された看板は、河岸緑地の利用者に向けてのもので、 堤防内側下に立っている白黒の看板は、堤防そのものの説明板。福島氏時代から戦中までを第1段落、戦後復興から現在の緑地整備までを次の段落としている。 先ほどの看板は太田川河川事務所…

公園寄りの河川敷

空鞘橋東詰は中央公園の西の端。 その河川敷は三篠橋付近よりも広い緑地で、休みの日を憩う人たちで賑わう。 色落ちのない真っ黄色な看板が、「河川敷利用マナー8箇条」を載せている。ゴミ・騒音・乗り物・火気など種々の注意事項がまとまっているが、最後が…

基町河岸の注意書き

基町高層住宅に接する本川河岸。北には三篠橋、南には空鞘橋。 堤防上の歩道と、その周りの緑地は、自動車の行きかう道路よりは安全な遊び場とはいえ、川の流れに近づきすぎると危険な場所。階段入口は柵で塞がれ、基町地区安全推進連絡協議会による注意看板…

大竹市の水路

大竹駅から大瀧神社方面へ向かう途中、白石一丁目の水路に泳いでいるコイ。 コイを大切に 育てましょう。 釣ったり、掬ったり することは 厳に慎むよう 御協力下さいという、注意看板。「掬」と「慎」に振り仮名がある。 青い字が薄くて不安があるが、「お願…

鳩にやらない

載せる順はこちらの方が先だったか。 堀の鯉にやる餌が、募金箱とともに置かれていて「えさ代はお気持ちで結構です」と蓋をかぶせてある。 ただ、さらに大きな字で「はとにエサを与えないで下さい」とあるのが使用上の注意のようなもの。

城内飛行禁止

二の丸御門前の広場は観光客の集散地として、設備や表示の更新が頻繁で、古い看板などは残りにくい。 二の丸へ渡る橋の手前に立て札一つ。「広島城内では無許可のドローンなどの飛行は禁止されています」という注意書き。護国神社と市の緑政課の管轄。

橋から橋に見せる幕

昨年の5月、まだ平和大橋脇の歩道橋は工事中で、むき出しの橋桁に足場が被さっている。 平和大橋本体の歩道を歩く人の目に、「平和大橋歩道橋をつくっています」という横断幕が縦貫している。英語と中国語と韓国語表記も併記。

新井口駅の前

駅の改札を出てすぐに道が左右に分かれている、のは大抵そうだけど、 仮に初めて歩く場所で人波に流されそうな時に、どっちに進むのか迷うのではないかと不安がよぎることもある。 ましてや片方が階段を上がって左へ、もう片方の右手が真っ直ぐに続く連絡通…

駅のスロープと手すり

そういう、細長い駅とホームなので、構内の案内もシンプル。 乗り場が①しかないので、スロープの手すりに表示されている案内も「緑井・横川方面・あき亀山方面→」と、両方面が並ぶ。迷うことはないのだけれど、到着前のアナウンスを聞き逃すと、逆方向に乗り…

低いガード下

側壁が長くなったわけではなくて、その下の土台が高くなっている。 大人の背丈より少し低いくらいの隧道が何箇所かあって、踏切がわりに歩行者の通行箇所になる。 小さな立て看板に「 は して通行してください」とある。赤い字はほぼ消えて推測に任せる形。 …

広電天満橋橋名板

歩道と軌道の間の側壁に「広電天満橋」の橋名板が取り付けられている。目線の位置に縦長にあって、家の表札のような佇まい。 歩道側側面には、昭和44年竣工時の銘板と、平成25年の補修時の銘板が並んでいる。次の補修はその隣になるだろうか。

速度を落とす言い回し

道路を走る自動車に向けた注意看板は、スピードを出しすぎないよう呼びかける目的のものが多く、 端的に言えば「スピードおとせ!!」であるし、 標語の形をとると、「その速さで子供の顔が見えますか」のようになる。 いずれも県道174号。

バス停名表示が下に

熊野東方の、小屋のあるバス停は「西新宮」と「東追分」などがある。 向かいから遠目に見ても地名が読めるのが、必要なサイズの目安だろうか、「追」のしんにょうの点が欠けているのが拡大すると分かる。 「西」だけが立体的に残っている「西新宮」は、地の…

木のそばの看板

同様の書体の看板が境内奥にもあり、こちらはけいの注意事項を箇条書きしてある。 樹木を大切にするよう書いてあるので、看板も樹木に直接打ち付けるようなことはなく、社前同様に鉄骨の脚二本で自立していた。

灯篭と同列の木

風化が進んだ石灯籠は危険なため、「危険 さわらないでください」という注意書きがぶら下がる。 そういう掲示が定着しているからだろうか、隣の樹木にも注意書きがぶら下がり、「禁煙 何でそこに捨てるの?」と、より積極的に呼びかける。

文久の島屋

表参道の階段麓にも同じような手すりと親柱がある。 こちらは文久2年の奉納で向かって右には「島屋長右エ門」の名がある。 屋号の印の山と、「文」と「久」が、左右への払いを整えている。

廿日市市の防犯標語

こちらの標語は、「廿日市市防犯組合連合会」による電柱掲示物。すぐ下に「はり紙おことわり」のガードが巻いてあるが、この高さが無断でないことの保証でもあるのだろう。 「暴力団締め出すみんなの目と心」という字のサイズは、設置された高さにとって絶妙…

看板の「本」

フタバ図書宮内店は何年か前に閉店している。中古本は一律価格の棚が少しあった気がする。 建物上部の看板には明朝体?の「本」。道路際の照明付き看板には左右対称の「本」。

山の上の一代

その銘柄「一代」はビルの側面に大きく表示されていて、国道を西から来る人によく見える。 バス停に近い住吉の堤防からは、その建物と丘の上の天満宮がよく見える。天満宮拝殿脇には「一代」の樽が重ねられている。

玉垣の中国醸造

廿日市バス停跡から東を望むと「ダルマ焼酎」と大きく表示された中国醸造の建物が目の前にある。住所は桜尾。 前掲『広島の酒蔵』では、「家納喜」の次の次の項に「一代」が載っている。 天満宮の麓の廿日市招魂社の玉垣に「中国醸造株式会社」の名が見える…

平成の間使われたバス停

廿日市バス停が廃止されたのは平成31年の1月。 立地的に路線が役割を終えて、バス停の施設そのものが撤去されるのは同時とはならず、ブロック塀と屋根を備えた待合所はまだ残っている。 ライオンズクラブの寄贈による照明は平成元年。バス停そのものは昭和に…

平成5年と6年

宮前橋の橋名板には「平成五年三月完成」、十劫橋には「平成六年九月完成」との銘がある。「完成」で揃えてある。 前者は字間を空けず平たく重ねていて、後者は字間も左右も広く取っていて大人しい感じ。

国道沿いの松

現在、ストリートビューで国道31号沿いの坂町有住宅前を見ると、緑地帯に草が生い茂っているのが目立つ。たまたま時期的な都合かもしれないけれど、視界が悪い。 十年前の3月に見かけたその緑地帯は、松とサツキと石が整って見えた。白い標柱には「平成参年…

上原橋を向く仏像

稲荷や観音への道の途中は寺山墓苑。そこから山頂への分かれ道もあるので、麓からも目立つ立像は分岐の目印のよう。 建立年は新しく、台座背面に平成19年10月吉日の刻字がある。勝圓寺の「圓」の中の「員」上部は「ム」の形をとる。

頭上に奉納者

聖山稲生神社の鳥居のように、並び立つ鳥居の脚に奉納者の芳名と年月日が記されることが多い。 kanototori.hatenablog.jp 可部の寺山中腹に祀られている藤ノ棚稲荷にも複数の鳥居が連なるが、各奉納者の名前(地元商店の名が並ぶ)は額束の部分に取り付けられ…

連なる鳥居

稲荷の参道にいくつも並ぶ鳥居。 一つ一つの鳥居に「正一位伏見稲荷大明神」「正一位高寅稲荷大明神」の神名が取り付けてあるのが、丸子山不動院境内の稲荷。 同じく江波の聖山稲生神社では、密集する十数基の鳥居の最前に社号の札が見える。金属か樹脂製か。