環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

三川橋


中筋一丁目と古市一丁目との間に「三川橋」が架かっている。

「三川*1村」は、明治22年に中筋古市村と東野村が合併してできた村で、昭和18年に町制施行して古市町となる。村の東端に太田川、中央に古川、西端に安川(旧流路)が流れていたので二村域を包括する名称として「三川」が村名となった。

『河岸の戦後史8 古川安川』には、「三川橋東望」として、堤防工事前の先代の橋(昭和50年)と現在の橋の橋脚工事の様子(平成6年)の2点の写真が見られる。

参考

角川日本地名大辞典34広島県角川書店.1987
広島市博物館資料調査報告XV 河岸の戦後史8 古川安川』広島都市生活研究会.1996

*1:みかわ