環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

青古墳群

ひろしま昔探検ネット」(遺跡分布地図)の
遺跡分布地図 F-10 遺跡分布地図 F-10 遺跡分布地図 F-10
の範囲がちょうど「可部古墳群」を構成する各古墳群を収めている。東から「九品寺北・南古墳(旧称:九品寺古墳群)」「城ヶ平古墳群」「上ヶ原古墳群」「原迫古墳群」「青古墳群」「給人原古墳群」。
「くほんじ」が「くひんじ」だったり、「じょう」が「しろ」だったりと、分布地図内の地名の読みに多少正確でない部分があるので、他地域の遺跡の読みも実際と異なるものがあるかもしれない。




かつて百基近くの古墳が存在したとされる可部古墳群のうち、青古墳群の4基が広島市指定の史跡として保存されている(昭和48年指定)。合併前の可部町時代にすでに消滅が進行しており、宅地計画から外して可部町指定の史跡となることで現在の範囲が残ることになった。*1

*1:福谷昭二「可部古墳群をめぐる若干の問題について」『芸備地方史研究』83・84号,1970