2007-08-14 江波皿山の景 地名 map:x132.4328y34.3681:hybrid 江波山気象館*1から江波皿山を望む写真。 住居表示「江波二本松(えばにほんまつ)」は、江波山(下山)と江波皿山(上山)、そしてその間の平地を指す。 江波焼の染付山水図皿に「江波山に生い育っていた二本松(地名となっている)を前景にした安芸小富士の風景」*2が見られる。 広島藩出資の江波焼は文政11年*3に始まった。廃藩までは続かなかった様子。 このころはまだ「江波島」の状態で、北部の舟入とは陸続きではなく丸子橋で繋がっていた。 参考 村上正名『広島のやきもの』国書刊行会 1984 『日本歴史地名体系35広島県の地名』平凡社 *1:江波南一丁目 *2:『広島のやきもの』p181 *3:西暦1828年