昭和31年に広島市民球場建設に伴って、本丸に護国神社が移転。
昭和33年に広島復興大博覧会が開かれた。第三会場が鉄筋コンクリートで復元された天守閣。
展示された写真では、
建物の無い天守台の写真から、天守閣建設中の写真、護国神社前に集うバスなど博覧会の情景。
天守の実測図が残っているとはいっても、細部まで忠実に復元するのは難しくて。
原爆で天守閣が崩れ落ちた一帯の内堀に舟を浮かべ、水に潜って泥の中からしゃちほこ片や、かわらなど遺物を探し集めたこともあったという。
中國新聞社『広島城四百年』第一法規 P240
天守閣の北と西がすぐ内堀になっている。
室外機やら配線やらもなるべく目立たないように設置してある。
参考
- 作者: 中国新聞社
- 出版社/メーカー: 第一法規出版
- 発売日: 1990
- メディア: 単行本
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