環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

猿猴橋の親柱

「ゑんこうは志」
猿猴橋の南岸下流側の親柱には平仮名で「ゑんこうは志」、北岸上流側には漢字で「猿猴橋」の橋名板。残り二つの親柱には「大正十五年二月竣成」の文字。
南岸にある説明板に当時の写真があり、

落成当時は、広島一と言われるほど美しい橋でした。親柱(おやばしら)の上には地球儀のような玉の上に鷲が羽根を広げた像がすえられ、束柱(つかばしら)には豪華な電飾灯、欄干には2匹の猿猴が両側から桃を抱えている鋳物の透かし彫りが施されていました。

と描写されている。