環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

横川駅前の復元バス

明治三十六年一月試乗の瀬川・杉本組の第一次バス
 (略)
 瀬川貞吉らは翌三十六年一月から試乗をはじめたが、重量のためしばしばタイヤ(バルーンタイヤ)がパンクするので客を乗せるまでにいたらない。そこで同年四月馬車用のソリットタイヤに取り替え、不完全ながら画期的な乗合自動車による営業を開始した。しかし、乗合馬車業者との対立が激化し、さらに車体の故障が多く、ついに九月にいたり注視するにいたった。この横川・可部間の乗合自動車営業は、正式免許を受けた物ではないが、わが国最初の本格的なバス運行であり、自動車の発展史上特筆されるべきものである。
可部町史』1976

その百年後に復元されたバスが駅前に展示されていて、「かよこバス」の愛称で呼ばれる。
以下のリンク先が大体の流れを伝えている。
かよこバス ::: 概要 http://www.yokogawa.or.jp/kayoko/about.html
横川の歴史 http://www.yokogawa.or.jp/community/history.html