環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

「甦る広島の遺跡」1 動物さがし

日数が過ぎてから展示構成を思い起こすよすがになるのが、あれこれのプリント。
ひとつは、展示品の写真を5×5マスに並べて、見つけたものに丸を付けてビンゴ*1を完成させて、さらに特定の直線上に共通する時代や材質を答えるもの。
もうひとつは、展示室の見取り図に動物の写真を添え、それぞれ指し示す位置の展示品に動物を象ったものがあることを案内するもの。
とくに「鳥と古墳時代の人々」と題した一角には、鳥形土器(新宮遺跡群:安芸高田市)・鳥形須恵器(石塚第2号古墳:北広島町)・装飾付須恵器(みたち第3号古墳:三原市)の三体が並ぶ。
二子塚古墳*2の「双龍環頭柄頭」や、みたち第5号古墳の「盤龍鏡」(中国製)などの架空の動物のデザインも見られる。

*1:備後含む

*2:福山市