環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

四日市の東端

安芸国分寺付近にあった「寺町村」が「吉行」「土与丸」「助実」「次郎丸」の四ヶ村に分かれ、その中では西側に位置する次郎丸村が宿場町の「四日市」と合わさって一つの村となる。

四日市は、天正年中に分て、市驛とす、次郎丸は、もと寺町村の内なりしが、いつの頃よりか、四日市に結びて、一村の如くす、
藝藩通志』巻七十八 村里




現在の市街地の中の、「西条上市町」が「市驛」の東端にあたる。それ以東のショッピングセンター(と地図には書かれるゆめタウン)は「土与丸*1」の範囲。
「上市」に祀られていた「若宮」は御建神社に合併されている*2