環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

神辺の城山

同じく支城の神辺城については、天和三年の「安那郡川北村絵図」に「城山」が見える。

その絵図は、東を上にして神辺の宿場町を中心に置き、町を挟むように右手に「城山」・左手に「秋丸」の山が描かれる。神辺駅の案内図の場合、市街地が中心になるので左上に城跡が位置したりする。

神辺城跡出土の瓦片の中には、広島城と同じ文様を持つものもあるとのこと。
廃城となったあとも、一部建物は福山城に使われたり、城内で使われていたと伝えられる陶磁器が菅波家に保存されるなどしている。