という弥山本堂の入口にあたる仁王門。今は礎石が残るのみ。平成16年の台風により倒壊し、仁王像は大聖院の霊宝館*1に収められた。
人と神々が共に生きる島〜宮島 神社仏閣:02
『厳島図会』には、仁王門前で参詣者が腰掛けてお茶を飲むなどくつろいでいる様子が描かれている。
距離が「十五町」というのは、大聖院のある谷を通るルートを指し、その谷を登りつめて鞍部に達した所に門が位置する。そこより西の大元ルートなども仁王門から本堂・山頂に通じる*2。案内図の山頂付近はよく触られるのだろうか、線がすりへっている。
*1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20080429/1209474660
*2:東の紅葉谷やロープウェイとは反対側