環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

本町通り

町並み保存地区の中心となる通りが「本町通り」で、北は胡堂から南は旧笠井邸まである。本川西部の「新町」に対する「本町」。



享保の地図をもとにした「ふるさと公園惣絵図」では、一本の通りとしてではなく、町割りごとに距離を表示している(「上市町長七十八間」「中町長三十七間」「下市町長四十三間半」「下市町長四十二間」)。前項の場合も「板屋小路町」となって通りの名前そのものではなく、その筋の町名を指す。

ところどころで交わる東西の道は、板屋小路・大小路などの本川との間の街区をつくる道であったり、寺山の上にある諸寺院の石段に通じる道であったりする。
猫も横切ったりする。*1