その郷土資料館の刊行した図録・報告書の一覧を見ていると、いつごろどんな展示があったかの大体が分かる。展示を見たけれど刊行物がない場合や、展示は見たけれど買いそびれた時や、展示そのものは見ていない図録を後で買ったり。
一覧によると平成21年はじめの「広島市民球場の記憶」は完売になっているものの、二年後に増補版(1600円)が刊行されている。*1
企画展そのものではない「市内の地場産業、年中行事などの調査報告書」の方では、今年3月に「『大正時代の広島』 販売再開しました。」との新着情報がある。平成19年の「大正時代の広島修学旅行」*2という企画展の内容を含むのはもちろん、近年「百周年」を迎えた事物についての背景をも解説することになる。
*1:新着情報ページでは「決定版」という表示