環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

由緒の事項選択

厳島神社社殿入口近くの「厳島神社御由緒」の札はおおよそ五部門で構成される。


御祭神
社殿の創建
御幸
社参
祭儀

「御幸」として「後白河法皇」と「高倉上皇」が、「社参」として「平清盛公」「前太政大臣花山院忠雅公」「徳大寺実定公」「足利義満公」「大内義隆公」「毛利元就公」「豊臣秀吉公」の名が挙がる。
スペースの都合上名前だけになってしまうけれど、著名な参詣者が多いとなると絞り込みも必要になる。
『厳嶋道芝記』でいうところの「御幸之事」と「公卿庶士参詣之事」に相当し、『古今著聞集』や『道ゆきぶり』などの引用をするとそこそこのページ数になる。『藝藩通志』だと関連する「芸文」だけで複数の巻になる。