環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

棒の上

おそらく年月のずいぶん経っていそうな吸殻入れ(「すいがら入れ」とある)。ベンチの脇に花の蕾のようなデザインで斜めに口を向けている。

見上げれば修理中の時計も、バラのマークの照明も、花壇の中にそそり立つ人工物が多少控えめに溶け込んでいるように見える。


バラの花そのものも、見上げる高さに飾られて、人の視線を時折上に向けさせる。