環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

新立1号古墳



公園内を巡る林道から2本の道が分かれていて、一つは竜王山の登山道の続きになり、一つは「新立1号古墳」への道。入口に古墳の説明板がある。ほかの古墳は標柱が立ててあるだけだが、古墳群の中で最大なだけある。



現状の石室は、天井石の一部を欠いて上から覗き込める隙間があったり、残っている巨石も中に落ちかかっていたりで、狭い空間(と入口)になっている。
「書出帖」にいう「火之釜 凡入二間幅壱間深サ六尺斗」と説明板の「長さ8.1m、幅が中央で1.6m、高さは1.5mを測り」とでは、同じ対象ではないにしても「入」と「長さ」の測る位置がかけ離れているのだろうと思える。