環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

妙慶院と清岸寺

平和大通りの南の小町で四階建てのビルを構えているのが妙慶院清岸寺。
縁起の紹介ページ*1は妙慶院と清岸寺それぞれあって、現在地付近で続いてきたのが福島正則ゆかりの妙慶院、開基の詳細不明ながら天神町で続いてきたのが清岸寺。

一階テナントにはドラッグストアが営業していて、寺院っぽさは東面の「定礎」や「和順講堂」の揮毫に仄見える。けれどお店の搬入口のほうが目立つ。


福島正則の母「照雲院」と妹「大雲院」の墓碑は現存している、といった記述は妙慶院現地の説明板に載っている。
「寄進」の「寄」に修正の跡があるということは、はじめは「奇」だったのかも。