環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

分岐の分岐

道しるべが三方を示すとき、どこから来たにしてもどれか一つがもと来た場所を指すから、大抵残り二つの方向のどちらかが主目的で、もう片方は時間があれば行くような軽重の差がある。城めぐりなら隈なく歩くけれど。


もと来た道(とは限らないけれど)の麓にある施設を指してある方が帰り道。中には分かれ道の先にさらに分かれ道があるので、道しるべの示す名前はどれも城郭内。漫然と通り過ぎると郭の位置関係がわからなくなる。