酒蔵の多い西条の町中にも、昔風の立て札が新旧作られて観光客を案内している。
賀茂泉の「次郎丸井戸」*1のように、井戸の脇に白い立て札が立っているのが由緒ある井戸の典型的な風景。
井戸の所在地によっては、あるいはその保護の設備によっては、井戸の近くの壁面に説明板を取り付けていることもある。賀茂鶴の「福神井戸」は覆屋の白い壁に茶色の立て札風のパネルが井戸水の性質を説明している。
山陽鶴の「黒松の井戸」は野外にあるが、背後の建物の柱に白い札が打ち付けられて名前を示す。手前に植え込みがあるために立て札かのように見える。