環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

駐とん地

陸上自衛隊海田市駐屯地(矢野と海田にまたがる)の敷地内、戦車等の屋外展示されている傍に大きな石柱がある。

海田市駐とん部隊」という名称は現在のものではなく、警察予備隊発足時にさかのぼる。昭和25年に正門付近に建立されたということで、頭の「陸上自衛隊」は後から加わったことに。

脚元の説明板がこの石碑について伝える重点は、終わりの段落の、「駐とん部隊」の「とん」が「屯」に認められ約32年間風雪に耐えるとともに(略)親しまれつつ此処に移転し現在に至っております」という纏まりきらない一文に感じられる。