環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

両延神社梵鐘

そのお隣の大毛寺には両延神社の梵鐘がある。螺山東端の白石山中腹にあるので東方可部盆地に音が響く。

昭和44年、大和重工による鋳造で当時の社長の名が池の間の一つに載る。

紀年銘の上には桐の紋、「両延神社」の名の上には巴紋が据えられている。撞木が当たるのは巴のあるほう。

その右脇には「万民安泰 国運隆昌 五穀豊穣 天下太平」が大きく鋳込まれている。幅広く当たり障りがない四字熟語。