環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

楠の傍ら

楠の巨樹は市指定の天然記念物*1。根本が岩塊のように膨らんでおり、2メートルほど上で細くなる部分の幹に注連縄が巻かれている。

傍らにベンチや記念碑がまとまっていて、小ぶりな切り株もある。

黒いプレートに印字されているのは「悠仁親王誕生を寿いで」と題しての「酔山」氏による歌。
「五百歳を経し 神木の大楠に 今日も 若芽の 健やに 伸びゆく」区切りが多いので読み方もゆっくりになる。
古代中世の歌碑だけでなく、現代に作られた歌も境内に収められる。むしろ石碑よりも読まれやすい。