環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

城を望む楓樹

植樹されて間もない時期は幹が細いので、それを囲む範囲も狭い。

 

植樹の経緯を説明する記念碑も囲いの広さに応じて近い。

広島城跡内堀の北、基町高校向かいの公園にタイワンフウの植樹が二本。

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日光東照宮の楓樹と広島市被爆アオギリ二世を交換する話は平成26年末に持ち上がる。翌年が被爆70年と東照宮の四百年記念大祭にあたることを機縁とする。

 植樹式は平成27年の5月19日。

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1431475564456/index.htmlwww.city.hiroshima.lg.jp

 

 

二本のタイワンフウが距離をとって植えられている。それぞれに記念碑があり、「「楓樹」の由来」では徳川吉宗に発する楓樹の経歴が綴られ、「被爆70周年の年に平和への願いを込めて」ではここへの植樹の経緯を顕彰している。世襲の平和ということでよろしいかと。断絶は平和を奪う。