環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

廿日市の外れのバス停

廿日市駅の南に、住居表示としての「廿日市」がある。狭い意味の廿日市町をだいたいこの範囲として、宮内や串戸を含むのが市政施行前の町制の「廿日市町」。可部町の広がり方と似ているが、市になってさらに南北の町村を併せて広がるという展開はどこでもあることではない。

廃止されたバス停「廿日市」は国道2号沿いの住吉1丁目にある(又はあった)。交差点の向かいが廿日市と天神で、旧中心部に近いバス停名としてはふさわしいものの、現在の中心部とは離れてしまったし、「廿日市」を面ではなく点で指し示すのは無理が出てきた感がある。