環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

昭和50年の擁壁



天満宮表参道の階段は急斜面をのぼるため曲折がある。
「篠尾山崩壊防止工事」により擁壁に斜面が擁壁に覆われたのが昭和50年。西側の駅近くの斜面が先に施工されている。
参道の石段とその縁に連なる玉垣は、擁壁のないころからあった石造物となる。周りは土や木々の斜面に、垂直・水平の石の直線が今よりも際立つ。
玉垣大正9年奉納。「欧洲戰爭平和記念玉垣」との名目。