環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

取水口

安佐北区亀山の小さな川(大井手川)から引いた水で周辺の水田を潤していた。
年々耕地が減っていき、住宅地の中の用水路は交通の妨げになりがちで、整備された街区に沿って暗渠化していった。

川から見える用水路の取水口は、大概が暗渠への入口となるので、鉄枠で塞がれた口の暗闇に、不気味さを感じなくもなかった。