環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

英文が下の段

城内各所の遺構を紹介する説明板は、正方形に近い金属のパネルがさほど高くなく幅広くもなく立っている。その下には英文の説明。
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それらが日本語と英語で別々のプレートであるために、英文は付け足しのように見える。
おそらく設置時期も意図も異なる、天守閣エレベーターの説明は、一枚のプレートに日本語と英語が両方収まっている。他よりもご意見が多そうな設備に関しては、先回りした説明が求められる。
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広大な城と公園

大阪城のように大規模な城と、それを含む史跡や公園は、全体をまとめて説明する看板を最初に読むように都合よく動くことは難しい。
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天守に一番近づいたところで目にする、「今の天守閣は3代目」という説明くらいにポイントを絞ると簡潔な説明にできそう。
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9つのライオンズクラブによって設置された「大阪城公園案内図」は、森ノ宮駅近くの「市民の森地区」の中心にある。公園の案内図なので、城跡の個々の遺構についての説明はないが、道筋やトイレの位置は詳細。

城と神社の要点

同じ場所の二つの施設をまとめて一つの説明板で紹介するのは、冗長にならず初見の観光客にも目を通してもらえる分かりやすさを意識することになるので、程よい面積。(平和公園のように規模が大きいと、多言語表記で倍以上の広さをとるが)
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福山城跡と、備後護国神社を並べて紹介する観光協会の説明板。
城に関しては略歴と現在の遺構の文化財としての価値付けを載せ、神社は阿部神社に始まる略歴と祭神の事跡を綴る。城主が祭神に含まれるので福山城の説明の一部でもある。