環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

梅慶庵の塚穴

石室の規模について、説明板内では、 玄室の奥壁の幅3.02m、奥壁の高さ4.21mで、巨石が3段に積まれている。(略)入口は東に開口しており、奥壁までの長さ13.25m*1で、県内最大の横穴式石室である。 とある。左右から張り出した石で羨道と玄室が区切られ…

梅慶庵跡

山王社の傍らに石の説明板があり、西への道をまっすぐ登っていくと梅木平古墳へ。 石室開口部の隣に金属製の説明板がまぶしい(おもにフラッシュによって)。 広島県史跡 梅木平古墳 所在地 三原市本郷町下北方字梅木平 1949(昭和24)年10月28日指定 (略)…

梅木平古墳への石柱

古墳を紹介するあちこちのサイトでも多く言及されるのが、入口の柱の大きなことで、側面に「関西コンクリート工業(株)本郷工場 施工」とある。貞丸古墳・御年代古墳も同様に白い柱が目印となる。 その背後に小さな石柱が並んで立っている。小さいとはいっ…

梅木平古墳入口

梨和川にそって東へ、北方橋も通り過ぎると、土手に大きな石碑が見える。昭和35年建立の「水害復旧河川改修竣工記念碑」は池田勇人の揮毫。 その交差点を左に入ると山王社や梅木平古墳への道となる。このあたりは明治15年以後は下北方村の一部となるが、それ…

北方と南方の分岐

尾原川が梨和川と合流すると水量も増し、整備された川床が見える。 上北方を成す梨和川沿いには県道59号が通じ、「ふたばや*1はし」からの道は南方方面へ。 *1:二羽屋?

尾原川

旧南方村の谷筋を形成する尾原川は、あまり太い川ではないけれども、川の周りの平地「尾原*1」は広々としていて、水田や家々や工場の合間をぬって北西に向かって流れていく。 川岸に立っている河川名の表示は、「二級河川 尾原川 川をきれいにしましょう 広…

南方橋北詰

南方橋のすぐ北に「南方橋」バス停があって、その背後に立て札が見える。 「この地点より下流で遊漁される時は漁協の入漁証が必要です」 という沼田川漁協の注意。 広島県内水面漁業協同組合連合会*1のページ内に、「遊漁規則図」*2という広島県全体の河川図…

南方橋

そんな形で、北方橋は昔ながらの幅を保つ県道としてある一方、 「南方橋」のほうは国道2号が通るため、その車線と両側の歩道のぶん広々としている。map:x132.954633y34.404141:hybrid:w450南から北へ流れるのは梨和川の支流の「尾原川」。流水がほとんど見え…

北方橋

外側に反るコンクリートの欄干に、「梨和川」「なしわがわ」「きたがたはし」といったプレートがある。(「北方橋」部分は破損) 付近の国道2号には「北方橋」バス停があり、 橋を渡ってすぐの所には「北方橋(北方線専用)」バス停がある。「北方線」は、本…

県道59号との重複

梨和橋西詰から西へ600mほどの間は、国道2号と「県道59号東広島本郷忠海線」が重複する。 標識によって、先の交差点で59号が右に分かれることが示される。「大型車河内方面通行困難」とあるように、細い道になる。

梨羽橋西詰の標識

そんなふうに、現在の幹線道は新境橋の方であって、そのすぐ先には国道2号と接続する梨羽橋西詰交差点となる。 上の、新境橋手前での標識では、県道59号が斜めに描かれるのに対して、交差点手前で国道に対して斜めに接続するあたりでは、国道の方を傾けて描…

境橋

map:x132.970576y34.405343:hybrid:w450 新境橋のすぐ上流にある「境橋」。こちらは「さかひはし」の表記。昭和29年に南方村と北方村*1が本郷町と合併するので、それ以前の村界にあたる。 旧国道2号であるところの県道33号のさらに旧道ということで、欄干は…

新境橋

本郷橋を渡って県道33号をまっすぐ進むと、今度は梨和川を渡る。 そこにかかっているのは「新境橋」。橋名板には「しんさかえはし」とある。下北方と南方の境界にあたる。 川上に「境橋」、川下に国道2号の「梨羽橋」が並んでいる。

本郷歩道橋

前の記事中で間違えて「境橋」としていたのは「本郷橋」でして、ちゃんと「本郷橋東詰」の交差点名もあった。東が本郷町本郷で、西が本郷町下北方。 歩行者と自転車は下手の歩道橋の方を渡る。 より古めかしい車道の橋名に目をやるものの、はがれていたり蔓…

本郷橋の北方

矢印と地名があれば、それだけで地図かもしれない。 本郷駅から西へ進むと、県道33号別線、沼田川に架かる境橋本郷橋を渡る。 橋を渡った交差点では、二つの看板がともに北を指して案内する。 「沼田本郷の天然水」と「新高山城跡」はいずれも沼田川西岸に位…