北東の阿戸方面に流れる熊野川沿いに「初神1〜4丁目」と「新宮1〜8丁目」の住居表示が実施されている。 初神と新宮の境にあたるのが、県道では「熊野東公民館前」交差点で、熊野川*1では隣接する「米山橋」となる。北にある公民館と小学校は初神三丁目に属す…

熊野町の中心部の中溝・出来庭に住居表示が実施されたのが平成20年度。ゆるぎ岩*1などの山林部は含まないので、それ以前からの「中溝区」よりは狭い範囲になる。 第2次・第3次では萩原・石神など東西の住宅地に広がる。 22年度の第4次では呉地・川角などの南…

現在の町役場も旧地のほうも、住居表示は「中溝」に属す。それらの公共施設や榊山神社などの所在地として今も昔も熊野町の中心部をなしている。 第1次 住居表示 | 熊野町 平成19年末に住居表示が実施されて、「中溝」と「出来庭」が丁目に分けて把握されるよ…

県道矢野安浦線の南に、平成13年に開庁した町役場の庁舎がある。 もう十年経っている、とはいっても旧道沿いにあった旧町役場が七十年以上置かれていたのと比べると僅かな期間。 旧町役場は現在の「熊野町中央ふれあい館」の位置にあたり、「伊藤忠兵衛氏役…

熊野町の百周年はまだ先の話で、九十周年はすでに迎えている。 平成２０年は町制施行９０周年 | 熊野町 のページで、（県内の）「町制では熊野町が最も長い歴史をもつこととなります」と強調されるほどに、長く続いている町村は珍しいものになっている（とく…

安芸郡熊野町の町制施行は大正7年*1。 昭和63年に70周年を迎えたときの記念樹（梅）とタイムカプセルが町民会館そばにある。両方が並んで柵に囲まれている。 梅は熊野町の木であり花でもある。*2花の時期にはまだ訪れたことがない。 熊野町の木・花・鳥 | 熊…

二三十年でもそれなりの年月なので木も成長したり周りの景色も変わったりするけれど、すでに見た尾関山の記念植樹*1の大正時代と比べるとまだまだ最近のことか。 廿日市市大野町の大頭神社にある「町制施行記念樹」もそこそこに古く、占領期にあたる。佐伯郡…

タブノキの巨樹のそばには「天皇陛下御在位六十年記念植樹」がある。古代はさておきどの御代かを迷うことがない。 境内の木々に比べると若い小さな木とはいえ、二十五年以上は経っているわけで、植樹したてのような不安な感じはない。

永井建子記念碑のある臼山八幡神社には、拝殿前に神社そのものの説明板もあり、その中で「境内には大樹が多く」とある。 たとえば二股に伸びたタブノキがあり、幹に付けられた札に「樹の大きさ 胸高幹周 3.95m（2.15mと1.8m） 樹高 12m」とのことで、根元の…

その「滝の観音」も含めて、石内の史跡・文化財を載せた「総合案内図」が石内公民館前にある。地図の隣に写真と説明文もある。それによって山田へ通じる峠が「山田ダオ」であると知る。 公民館や小学校近辺の県道沿いに青い丸（文化資源及び説明板）が集中し…

説明文によると、滝は8mで観音堂の南に位置する。 階段状の岩場を水が流れ、その奥で少なめながらも伝い続ける水の帯。岩の色を白くしたり黒くしたり。 観音堂は『五日市町誌 下巻』社寺誌に「瀧の観音」として載っている*1が、由緒は不詳。文政2年石内村の…

参道橋を渡ったところから「滝の観音」へは250mの距離、という案内表示がある。 「緑のプロムナードづくり研究会」による設置とのことで、例えば市の広報誌のページに、 広島市広報紙 市民と市政 バックナンバー 平成19年 5月1日号 区報 佐伯区 「石内・歴史…

石内南一丁目と四丁目を結ぶ「滝の観音参道橋」*1の脇にも調整池がある。前項より小さめのものが二箇所。 団地の幹線道路より低い側、山裾に少し残った山林に囲まれた位置で水を湛えている。 参道橋の奥には小さい滝があるので、そこからの水も含まれている…

調整池の立地と水位によっては、住宅地や道路の只中にぽっかりと空き地があるだけのように見えることもある。 map:x132.375598y34.40683:hybrid:w450 石内南一丁目の南端部、免許センター南口交叉点の近くにある調整池などは、交差点に向かって下りる道から…

「西浦の色」*1で見たように、西浦川や多治比川の橋のうち、比較的新しいものは紫色の欄干。 「大原橋」の場合、新しい車道の橋の隣に既存の橋も残っているので、少し広めの歩道橋のようになっている。 map:x132.679353y34.670241:hybrid:w450 西浦川の上流…