環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

縁取りの線

吉香公園内を見ると、高々と聳える「義濟堂」の石灯籠のように遠目にも刻字がくっきり見えるものもあれば、 吉香神社参道の注連柱のように、近づいてみてようやく字が大きく刻まれていると気付くくらいの白っぽさ。 字の内側を掘りくぼめるでなく、浮き上が…

刻字の色

その先の、階段上にある鳥居の場合、石の額に「椎尾八幡宮」と刻んである(「幡」は一画少ない字体)。墨が入っているのでこれもまたくっきり見える。 その手前の注連柱では、深く刻まれた字の内側に朱が入っている。黒い墨と違って流れ落ちても目立たないの…

黒地に金

その椎尾山の麓に参道入口があり、提灯狛犬鳥居などが並んでいる。 鳥居に掛かる「椎尾八幡宮」の額は黒地に金色で読みやすい。周囲のハート型はカタバミか何かか。

椎尾八幡宮の紋

吉香公園とその周辺では、市章よりも吉川氏の九曜紋を多く目にする*1。レンコンの穴でおなじみ。 吉川広正*2により勧請されたされた椎尾*3八幡*4も九曜紋のバリエーションをなす。中心の星は八幡宮の三つ巴が置かれているので八曜か、いや三つ巴を囲んでいる…