環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

欄干の変化

可愛川橋の欄干の大半は昔の形を保っているが、補修の跡や、追加された要素もある。 付け替えられた鉄筋にしても、作り直されたコンクリートにしても、親柱の先に継ぎ足されたガードレールにしても、元からの部材の黒ずんだ色の中で際立って白い。 矢印も白…

通学路としての橋

新と比べると幅の狭い可愛川橋。 それでもアスファルトの上の表示は下流側に緑色の通行帯をもうけて区分している。 渡った先の桂地区に小学校があるので、児童の行き来があることを知らせる看板もある。

可愛川橋

新可愛川橋の上流側にあるのが「可愛川橋」。こちらが旧道にあたり、道の先に古市橋がある。国道を広島方面から辿ると、江の川本流を最初にわたる地点にあたる。 橋名板の平仮名表記は「ゑのかわはし」。 近世の「三次路」の頃は、長屋村と上入江村との間の…

新可愛川橋

現在国道54号になっているのが「新可愛川橋」。昭和48年1月竣工。 センターラインは黄色で両車線に白の破線。上流側に歩道にある。

桂峠の手前

その古市橋は一本の細い用水路をまたいでいる。江の川が簸川と合流した地点からこの場所までの左岸一帯が「長屋」。 橋をくぐった用水路は国道54号の下もくぐって「桂」で江の川に注ぐ。高さ制限は2.3m。 水路そばは耕地だけでなくソーラーパネルもある。江…

古市橋(吉田町)

国道54号が新可愛橋で江ノ川を渡った先が吉田町桂。 桂交差点で交わる旧道には古びた橋がある。名は「古市橋」。 ガードレールより低い欄干。平たい欄干の上に二層重ねたような形の親柱。色も形も地味な橋にところどころ反射材が取り付けられていて、道行く…

古市橋の記念銘板

安佐南区の安川に架かっていた橋のうち、現在安川緑道になって暗渠化している区間にあった物はみな現存しない。 安川緑道の北側の起点近くに、撤去された橋の名前が水辺の景物をあしらったレリーフになっている。

古市橋(西条)

西から東へ流れた黒瀬川は、石ヶ瀬橋手前で半尾川が合流し、南へ湾曲しながら中川とも合流する。 その先に架かっているのが「古市橋」。 古市橋という名前に対する広島市民の反応としては、「ここの古市橋はまだ現存するんだ」が普通かもしれないが、そうで…

石ヶ瀬橋

ブールバールが黒瀬川を渡るところには「石ヶ瀬橋」が架かっている。欄干の模様は網目状。舗装は扇状に並んだ石畳とそこを突き抜ける灰色の点字ブロック。 橋の手前の横断歩道の線は、川沿いの道が交わる角度と並んでいるので、歩道から見ると斜めの白線の駐…

ジグザグの隅っこ

西条駅から広大へ通じるブールバールの歩道の一部。 ここの舗装の描く模様も斜線がジグザグに繰り返されていて、道の広さと長さが強調される。 点字ブロックは極端に奥寄りに付いているので、模様の舗装を途切れさせないし、雨の日に車から水を飛ばされにく…

巴橋の歩道

何年も前の写真。 三次市の巴橋の歩道にも黄色い点字ブロックが真っすぐに敷かれているけれど、同じような色のジグザグの模様が横に並んでいて、見た目にはとても派手。

黄色の明暗

横断歩道に誘導する点字ブロックのある歩道。 そばの建物が工事中で歩道の幅が狭まっているとき、仮設の点字ブロックが貼り付けられて迂回路が作られる。 つるつると滑りそうな明るい黄色の仮設のシートと、元々埋め込んであるブロックのくすんだ黄色。

点字ブロックのつなぎ目

新白島駅連絡通路は、完成後しばらくしてから屋根が加わった。 祇園新道とアストラムラインをまたぐ歩道橋はJR駅の南側乗り場に通じ、橋の途中でアストラムライン駅への階段が通じる。 点字ブロックは歩道橋のやや線路寄りに取り付けられ、アストラムライン…

舗装の弧

両方の口が末広がりなひまわり大橋には、橋詰の横断歩道4箇所とつながっている。 横断歩道に接する位置から点字ブロックが連なっていて、欄干と同じく弧を描いて通過する。もし途中で直線になったら堅い茎のイメージに変わる。

銀色の欄干

海田市駅南口からすぐの「ひまわり大橋」は南岸側にモニュメントがあり、それを花とすると駅側の花壇に囲まれた広場が根元にあたる。 末広がりの欄干の先、親柱先端には鳥の形が翼を広げている。平成5年竣工。

遠くの橋から見る花火

宇品の花火はさすがに規模が大きいので、河口を隔てた海田の町にも音を響かせる。 駅前の「ひまわり大橋」から河口の方向を眺めるとちょうど打ち上げ花火が見えて、やや時間をおいて音が聞こえる。 遠いから小さめに見えるのに慣れてくると、比較的大きな形…

駐屯地の花火

駐屯地内を一般の人が入れる日に空を見上げて眺めるのは、ヘリコプターだったり、火器の演習の煙だったりで、目まぐるしく視線が移る。 7月末の夏まつりで見上げるのは打ち上げ花火なので、それほど視線の先が変わることはないけれど、何処から見るかの場所…

ヘリの遠近

海田の駐屯地の行事では、(行事でなくてもたまに)ヘリコプターの離陸と上空の旋回と滞空と着陸を飽かず眺められる。 風圧をわざわさ感じにいくかのような。

空の広告

おととしも、フラワーフェスティバルの間の空を見上げることが多かった。 小田億の広告をあしらった飛行機が低く通り過ぎていった。

風船つきの花ぐるま

パレードを彩る花車は、停止して歩行者天国中の路肩にいるときも、記念写真の背景の役目がある。 側面の飾りと後方の大きな風船が立体感を強め、もとの車体の形を抑える。

終了後の風船

花の塔の火が消えるとともに、メインステージ前広場から色とりどりの風船が放たれた。 今年は一部の風船の舞い上がるタイミングがやや早く、上がった風船を見上げていたら火が消えた瞬間を見逃した、というようなことも。

去年の火と陽

去年の花の塔の火が最終日の暮に消えるとき、 夕焼けの黄色と火の黄色がずいぶん馴染んでいた。火の消えた後の塔の輪郭は、似島か黄金山か厳島か。

去年の鶴

それらの大きな折りづる御輿、去年はどうだったかと見てみると、 置き方によるのか、見る位置によるのか、密集しているように見える。団体の文字が目立たない分、色が明るめにも見える。 慰霊碑の北に置かれた大鶴は、黄色だった。これまた光の色ということ…

昼の鶴と晩の鶴

慰霊碑前の広場には、初日のパレードで運ばれた折り鶴神輿が並んでいて色とりどり。 昼間は芝生の緑が映え、晩はみこしの放つ光が強い。花の塔の火が消えてからより多く人目を集める。

無色の鶴

そのFFでは、飾りにしろ花にしろ衣装にしろ、色とりどりなのが平和大通り全体の模様を成すのだけれど、 平和公園の、慰霊碑の先に置かれた大きな折り鶴(折ってはいないか)や、川面に浮かぶ鶴の連なりの白さもまた、その祭りの代表的な色なのだったなと、行…

特設の喫煙所

フラワーフェスティバルのような大規模なイベントがあると、臨時の喫煙スペースが設けられる。 仕切りの幕の白っぽさ、表示の幟の丸っこさなど、努めて清潔感をもたせてある。

公園(喫煙所)

広島市内中心部のとある交差点で、歩道の曲がり角の舗装に喫煙所への案内表示があった。(路上喫煙禁止の一帯なので) 「京口門公園」まで240mとの表示。そんな街中の距離感からすると、駅のホームの端っこはまだまだ近いほうなのですな。

ホームの端が二股に

駅構内工事中の広島駅では、南口すぐの1番ホーム東側が立ち入り禁止区域でふさがっている。 列車の止まる改札近くと、東の端のトイレや喫煙所の間が狭い通路になっている。 トイレと喫煙所は近い位置にあるけれど、時刻によっては迂回しないと行き来が出来な…

耐震工事の最中

その耐震工事によってホームの幅が広がる前までも白いフェンスで外と区切られていた。 工事中はフェンスの外側に工事用のフェンスと防音シートが組まれて中(外)は見えない状態に。 フェンス際のホームの舗装が削られて穴になっていたりもしたが、間もなく塞…

耐震工事の後

その耐震工事によって、横川駅の1番ホームは幅が広くなった。 乗降者の人の波が橋脚とフェンスの隙間でつっかえることもすぐなるのだろうか。お互いが最短距離を通ろうとすれば必ずぶつかるだろうけれど。