環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

鼓ヶ浜

線路より海側の宮島口駅周辺の埋立地は「宮島口一丁目」。 海岸に築かれた堤防は昭和46年度の「鼓ヶ浜海岸高汐対策工事」によるもの。銘板にも護岸のヒビにも年季が入っている。

赤崎

宮島口駅の東西に設置されている踏切は「赤崎第4」と「赤崎第5」。 「堤」とともにこの地域が「宮島口」になる前からあった海岸地名。

御室隧道

トンネルの名は任助法親王にちなみ「御室隧道」。 案内図で名前を見ることはできても、トンネル両端頭上は草に覆われる。

むかえ地蔵

そのトンネルの西側に立つのが「むかえ地蔵」。はつかいち観光協会のサイトに解説がある*1。 手向けられた花に現役の信仰を感じつつも、「民俗資料」とくっきり刻まれた石柱によって保護保存されるためのものと強調されているようでもあり。 *1:http://kakin…

細いトンネル

対岸の大野町にて。 宮島口二丁目に張り出した丘陵先端が海に迫り、山陽本線と国道2号に接している。 線路を挟んで国道の反対側を通る道が細いトンネルとなって宮島口二丁目と宮島口西二丁目とを結ぶ。 細く低いトンネルながら、高さ2mまでの車輌の通行が可…

短いトンネルのミラー

宮島の紅葉谷へ向かう途中のトンネルくらいの短さだと、トンネルの中も向こう側もはっきり見えて、 トンネルの中の通行よりも出入り口両端の出会い頭が危なっかしい。両端のカーブミラー同士が睨み合っているように見える。

ホーマートンネルの西

帰りの道も同じ道を通る。こちらのトンネル入口は洞門が覆っているので遠くからも目立つ。 低いところからトンネルに向けて曲折しながら登っているため、洞門の側面を見ながら車の行列を待つ。 対向車は「Auto Movements」という運送会社のトラック。

ホーマートンネルの手前

右手に見える山に氷河の痕跡がありますとか、万年雪があります、というようなガイドを聞きつつ緑の薄まった山中を走るバス。全体の路程でいえばミルフォードサウンドに近づいた辺り。 ホーマートンネル(HOMER TUNEL)入口に差し掛かるとさすがに標識が多い…

緑の地図

フィヨルドランドのミルフォードサウンドに通じる道路「Milford road」の地図が道の途中にある。 全面緑色の地図に黄色い線で道と地点を表す。右下の黄色い部分は経路上にある名所などの地点名が紹介されている。その道以外は緑色の点線で表される。 どこも…

よそで目に付く黄色

旅行先で目にする物は何でも珍しい。普段居る所でさえ目立つ赤や黄色の看板が、他所ではなおさら目立つ。(ニュージーランド) 注意書きであったり広告であったり、新しかったり古かったり。

黄色の違い

蓋のデザインに合わせて配色を整えると、特定の色にした部分を強調する。 蓋の存在自体を目立たせるだけなら、蓋全体を黄色一色に塗りつぶしてしまうのが手っ取り早い。 上は福山市で、下はニュージーランドで見かけた蓋(OAMARUで造られたか)。黄色の色味に…

駐車禁止の蓋

いざ使うときに消火栓の蓋の上に何か乗っていたらいけないので色をつけて目立たせる。前項の蓋は大竹市のものだが、同じ市の消火栓でも新しめなものでは蓋そのものには色を付けず、周囲をぐるりとオレンジ色の帯を塗っている。 その帯の上に「駐車禁止」の文…

絞られる黄色

消火栓の蓋に塗られた黄色が、蓋のどの部分を強調しているか。塗る面積が少ないほど目立たせたい所が絞られる。 蓋の縁と「消火栓」の「火」だけに黄色がくっきり塗られている。蓋の周りの舗装にも痕跡があるが、一度剥がれてからは塗り直されていない様子。

津山の蓋

津山市で見かけた色付きの蓋は、色の意味の明快な使い方。 消火栓の蓋には黄色地に消防車の赤。 量水器は蓋全体が水色。津山市の市章の「剣大」は黄色くワンポイント。

鵜の蓋

配色に凝る蓋は曲線や格子模様を使っていて輪郭線が多い。 三次市の鵜をあしらった蓋。向かい合う鵜の半身は線が少なく、背景の水流と桜によって凹凸が入り乱れている。 場所によっては、窪みに貼り付けられた水色や白の部分が剥がれてしまう。 もともと色を…

甲世水道

マンホールの蓋と違い、上水道の小さめの蓋は凝ったデザインになりにくいので、興味をひくとすれば特殊な文字や地名が表示されているかどうか。 なじみのない町で「江能」のような広域の呼称を珍しげに見たりするのと同様に、世羅町で見かける「甲世水道」も…

違う町の蓋

上水道の制水弁の蓋は、廿日市町時代の物*1のように「弇」の字が使われていたりするので、デザインが普通でも目を引く存在。 西条駅そば、東広島市の中心部酒蔵通り近くで見かけた蓋は「西ノ島町水道弇」とあってさらに注目させた。隠岐の島の町の名前だろう…

倉橋島の水道

江田島の隣の倉橋島は現在呉市の一部。 旧音戸町と旧倉橋町の名は当時敷設の水道などに残りやすい。

江能水道

江田島市の小用港で見かけた仕切弁の蓋に「江能水道」とある。 江田島と能美島で「江能」。現在の江田島市の範囲を表す名前で、水道事業など複数の町の合同で行う事業に使われやすい。合併以降は新たに名づける場合は単に江田島で済んでしまう。

分水点

猪山隧道の北側には、次の鉄道のトンネルまでの間に「線路にあがる坂*1」があり、ここが海田市保線区に含まれることが表示される。 坂の下には県の水道事務所の設備がある。「川尻分水点」の表示や「吉浦(江能系)流量監視盤」などがある。吉浦から海底を通っ…

猪山隧道の隣

狩留賀町から北へ天応へ抜ける国道には「猪山隧道」*1があり、 東の山側を見上げると擁壁の上の呉線にもトンネルがある。 その南のかるが浜駅近くにもトンネルあるが、国道はトンネルのない海岸沿いを通っている。 *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/2012…

吉浦隧道の手前

国道31号は吉浦隧道によって狩留賀町に通じる。 並んで走る呉線は、吉浦隧道手前までは国道から見下ろす位置の左手にあるが、トンネルの中で国道の下をくぐり山側に位置を変える。 現在の線路の隣(海側)を旧線路とトンネルが通っていたが、それを目当てに写…

吉浦西踏切の地蔵

吉浦西踏切の北側の脇には地蔵像が石の祠に納まっている。 側面に読みやすい字で「贈(有)ミカド工芸」との寄贈者名が見える。吉浦隧道の先、狩留賀町に所在する会社で「狩留賀町案内図*1」にも表示されている。 かるが浜駅付近は高架の線路なので、吉浦西踏…

吉浦西踏切

吉浦の入江の真ん中に吉浦駅が位置するので、それを挟むように吉浦大川の西に吉浦東踏切があり、宮川の東に吉浦西踏切があるという左右対称。 かつては自衛隊の貯油所へ引込線が通じていたため、今よりも踏切の距離が長かった。その名残はただ空き地があるだ…

吉浦東踏切

踏切が駅のホームの端に近いと、*1ホームの端に登れるような一般向けではない階段やスロープがあったりする。 呉線の吉浦駅のホーム東端はがっちりとフェンスで囲ってあって、すぐそばの吉浦東踏切から直接入ろうとする人がいたとしても、いくつもの注意書き…

小さな川と地蔵

海水浴場の北の端近くにも小川が海に注いでいて、線路と国道をくぐっている。 川の南脇に地蔵像が一体、線路を背に立っている。ここに踏切の設備はないが、階段が数段、線路に通じている。

水尻橋ふたつ

人工海浜や水尻駅ができる前の地図を見ると(例えば住宅地図)、「水尻踏切」と「水尻踏切西交差点」の前に広がる海には少しばかりの砂浜があるばかり。 その砂浜を挟んで二本の「水尻橋」が架かっている。北の「第1水尻橋」は「水尻川」にかかり、南の「第2水…

水尻駅

水尻駅の設置はかるが浜駅と同じく平成11年2月。人工海浜のオープンの翌年であり同年度。呉線の中では新広駅のほうが新しい。 ホームに渡る跨線橋の手前、踏切のすぐそばに券売機と改札機(簡易型)の置かれいて細い敷地。

みなとオアシスの案内図

ベイサイドビーチ坂は平成24年8月に「みなとオアシス」に登録された。全国の登録数は現在99ヶ所*1 入口入ってすぐのところにある案内図にも、左隅にみなとオアシスのロゴが表示されている。 *1:国土交通省http://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_tk1_000001.html

坂町の海水浴場

坂町のサイト内の町の沿革は、年に数項目ずつ、事細かに記載されている。では古代から最近までだらだら連なっているかというと、町政施行以前と以後というページの分け方ですっきりしている。 坂町の沿革(町制施行から)|坂町の沿革|町政情報|広島県 坂…