環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2017-01-01から1年間の記事一覧

石見交通の矢印

粕淵駅や相生町などのバス停では、美郷町の循環線バス停と一緒に石見交通のバス停も並んでいる。 停留所名の下に必ず表示されるのが、その前後の停留所名。両矢印を向けて「つぎは」と上りも下りも兼ねて案内される。

美郷町のシルエット

美郷町スクールバス(循環バス)のバス停標識は、石見交通ほかのバス停とは別途設けられていて、てっぺんに青いカヌーの絵を載せる。 さらに停留所名を表示する中央部分には、ゴールデンユートピアおおちの建物のイラストがある。 赤い色が剥がれて線がはっき…

略称GU

美郷町スクールバスの粕渕下市バス停は、西方面に「灰屋」東方面に「相生町」の各バス停に続く。*1 時間によっては、相生町と粕渕下市バス停の間に「GUおおち」を経由することがある。美郷町役場の北の丘の上にある複合レジャー施設「ゴールデンユートピアお…

新宝来橋

県道40号「川本波多線」は粕渕の街なかをくねくねして役場の西で国道375号と接したのち、尻無川を渡る。 そこのかかる橋は「新宝来橋」。親柱に凍結防止剤が積まれている。 手前には循環バスのとまる「粕渕下市」バス停が置かれている。本陣などのある南が中…

尻無川と銀山街道

美郷町中心部市街地の西を流れるのが「尻無川」。鉄道橋のすぐ下流で江の川に合流する川。カヤック体験のショートツアーで寄る所でもある。 川に沿って北西に向かう道は大田や石見銀山に通じる街道筋であり、北から「小原河原」「小原本陣跡」「幕末の本陣」…

粕淵の位置

江の川は南東から流れて粕淵駅のあたりで湾曲して南西へ流れる。粕淵は川の右岸に町が広がり、それ以降の江津方面の町はみな左岸にあるので鉄橋を渡ることになる。 国道375号は南東ー北西を結び、 島根県道40号は北東ー南西を結んで交差する。四方向にそれぞ…

橋から見られる橋

その鉄道橋「第一江川橋梁」は乗って通過する人と歩いて渡る人のほか、外から眺める人にも愉しまれている。その橋を通過するとき、向こうの橋の上からカメラを向けられているのが分かる。 新聞連載の「江の川 橋めぐり」*1で今年の年頭に紹介されたのがこの…

カーブの先の鉄橋

そのカーブから分かれる細い道は、江の川を渡る三江線の鉄橋に通じる道。粕淵駅からちらっと見える。 歩道も設けられている鉄道橋として知られているので、地元の人以外も比較的よく通るのだろう。 南の上流側に道路橋が架かっているが、町の中心部からはや…

粕淵のスクールゾーン

それらの看板は粕淵駅と美郷町中心部を結ぶ道路のカーブ地点にある。 粕淵駅から進むと登り坂の途中で、車道の標示にも「スクールゾーン」とある。登りつめて曲がった先が要注意なのだろう。

広告つき通学路

邑智町のその看板の隣には通学路を運転者に注意する看板が一つ。 表面が剥がれつつあるがまだ、広告も文字も絵もはっきり読めるので大丈夫。

立て札を見せる犬

飼い犬に関するマナー看板には、フンに関する注意と合わせて放し飼いにしないよう呼びかける種類の物がある。 邑智町の設置による看板と、吉田町による看板は同じ様式で注意の文言を載せるが、犬の外見は随分と違っている。 吉田町の方は首輪にリードが付い…

犬とてにをは

ポイ捨て禁止の看板同様、犬のフンを片付けるよう注意する看板もまた既成のデザインと文言の組み合わせで細かな違いを見せる。 坂町の看板の犬は、袋とスコップを持つ二足歩行で描かれる。上部に「フンはあとしまつを!」と感嘆符付きの呼びかけがあり犬のセ…

福山市の場合

「ポイ捨て、楽しいですか。」というフレーズとタバコと空き缶の絵は、地域を限定しない基本の要素と見える。 それを福山市限定の看板にするのは、具体的な条例の名前と市章の存在。ではそれを除いたら他地域でも見かけるのかというと実例は把握してない。

名無しの自治会

安川緑道(安佐南区)の石碑に立てかけてあるポイ捨て禁止看板は、「自治会」とあるだけでどの地域の団体か表示されてない。 既製品ではあるけれど、下の欄に寄贈者の広告が載っているのでどこでも使いまわせるものでもない様子。

環衛連

その水路脇に立ててあるポイ捨て禁止の看板は、「環衛連黒石支部・塩屋台自治会」による物。 「環衛連」は宇部市の「環境衛生連合会」の略。黒石小学校やふれあいセンターのある中心部が塩屋台で、西部の丘陵一帯が黒石。*1 *1:黒石校区のホームページ http:…

ブラシを置く隙間

その庚申塔は手前の水路にブロックの橋が置かれている。背後は駐車場のフェンスで塞がれている。駐車場になる前は宅地だったろうか耕地だったろうか。 フェンスと台座の間の隙間に、プランターのような容器とデッキブラシが置かれている。庚申塔のための用具…

水路脇の庚申塔

庚申塔も外観は牛神や地神と似たような自然石に「庚申」の字を刻む場合が多い。表の彫刻を凝らして青面金剛像が浮き彫りになると仏教色が濃く見える。 宇部市の黒石、ゆめタウンの建物と駐車場の間に流れる水路に面して庚申塔が立っている。いかにも不安定な…

牛神と地神

真備町有井の金毘羅大権現*1の石燈籠も、同じ場所に地神の石塔がある。 牛神の石より地神の石の方がやや丸っこい。同じ段に並んで周囲を揃いの囲いで祀っているので一対のように見える。 *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20111213/1323786667

野上町の地神

福山市街地南方の野上町に「野上西町内会遊園」があり、四国八十八箇所のお堂や石仏に囲まれた「地神」の石塔がある。背後には金毘羅さんの石灯籠。 中央公園のものより細長く平たいが、どちらも角ばったところの少ない自然石。「地神」の字は楷書。

公園南口の地神

中央公園のうち、文化施設の建物を中心に駐車場や駐輪場が設けられているのが西側で、遊歩道とベンチの合間に慰霊碑や記念碑が並ぶ広場空間が東側。 誠之館址の碑よりもさらに入口寄りに立っている自然石が「地神社」。他地域の「社日塔」に相当する「ジシン…

駐車場の南面

ローズコムの西隣は市営霞駐車場。 案内図上では建物北半分が市営駐車場と表示され、西に入口がある。南半分は青一色。 南側の駐車場表示は目立たなくなり、「公用車駐車場に付き駐車禁止」の案内が強調される。

誠之館址

中央公園の南東入口近くには「誠之館址」の記念碑があり、傍らに地図つきの説明板もある。当時の敷地は現中央公園の真ん中より西に誠之館、東から南東にかけて練兵場が広がっていた。 記念碑自体は昭和13年に同窓会により建てられた。揮毫は当時の同窓会会長…

遺跡のシンボル

現在の中央公園の中心の施設は「学びの館ローズコム」*1。それが建つ前は市民会館が公園の北西隅にあった。野外音楽堂も備わる。 戦災遺跡としてのこの場所は「福山遊園地の噴水池」という名称。戦災の記憶は複数の慰霊碑の形で残され、戦前の土地の記憶はか…

中央公園の池

道三川の遊歩道は上流の中央公園に接する「弥生橋」が北の端。 半月型の欄干は両面に装飾があり、道路側に漢字表記、遊歩道側に平仮名表記で橋名板にもなる。 中央公園の池の水が道路を潜って道三川に通じる。この池に関する注意書きは「砂を入れないで!」…

欄干が出入口

欄干の真ん中に大きくバラをあしらった橋の名はは見た目の通り「バラの橋」。 川を跨ぐ道路から遊歩道へと、橋ごとに細切れの出入り口があるようなもので、遊歩道を利用する人に向けてゴミを捨てないよう呼びかける看板が置かれる。 地元の公衛協による美化…

欄干のバラ

ばら公園先端で向きを変える道三川は平成6年度の「都市景観大賞 景観形成事例部門(小空間レベル)」を受賞している。*1 水路脇にバラやアジサイや花菖蒲を見巡る遊歩道が整備され、ところどころで車道に遮られるもののとりどりの意匠の欄干の対が遊歩道をつな…

ばら公園に寄贈されたもの

ライオンズクラブの名前はばら公園内のベンチにも「福山ライオンズクラブ」が見える。*1 ばら公園は三角形の街区の中にあり、尖ったほうが駅に近い向きで、「ばら公園の生い立ち」の碑などのある正面入り口にあたる。 その石碑は「ばら公園」の公園名の表示…

バラの入口

石垣やモニュメントが駅前を彩る中、町全体に溶け込む薔薇の姿も駅前広場を広く覆っている。 駅の出入口と駅前広場を結ぶ道はバラのアーチであり、傍らの街灯もバラの輪郭で飾られる。 設備の一部は福山北ライオンズクラブの寄贈。

銀色の曲線

広場の東側、バス案内所近くには平成24年設置のモニュメント「The Future Is Now(いまこそ未来)」がある。案内図上では半月型の台座が示される。 昨年のふくやま美術館の秋季所蔵作品展「野田正明の世界-ニューヨークから世界へ-」*1にて紹介されている。そ…

駅前広場案内図

駅南口を出てすぐ、地下送迎場階段の側面に駅前広場の案内図と路線バスの行き先案内がある。 タクシー乗り場とバス乗り場の間にバス案内所と外堀跡が並んでいる。そこ以外にも、地下に通じる車の出入り口の脇に「大手門橋」の橋台跡の位置が示されている。