環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

公園の工事

西条駅南口から発するブールバールの西沿いにある西条中央公園は、昨年9月から整備工事が進められていた。完成イメージが示すように、文化ホールと美術館(新設)とを結ぶ空間になるため見通しが良くなる。 www.city.higashihiroshima.lg.jp 公園内の整備な…

ガラスと骨組み

平成26年の10月の頃の西条駅はまだ工事中で、骨組み部分とおおよその外壁や窓は姿を現していた。 正面中央の時計やモニュメントの部分はまだ壁が無くて、左端の煉瓦模様の部分を持って推し量るような段階。

残るモニュメント

西条駅の駅舎は酒蔵通りに馴染むようなデザインで、白壁を中心に煉瓦模様がアクセント。 駅名表示の下にはライオンズクラブの時計とロータリークラブのモニュメントが残る。

現在の構内図

そして現在(写真は結構前だが)の西条駅。 二階に自由通路を備えた橋上駅で、南口一階がテナントスペース。 乗り場が1と3と4の3箇所で進む方面も変わらず。どちらのホームも東西に階段があってその間にエレベーターがある。 南から2番目と5番目の線路は乗…

駅と地域のゴミ分別

その頃の西条駅で見かけたゴミ箱は、形状は現在よそでもよく見るような、三角屋根型の投入口をもつ種類別の箱が連なった物で、 元々の想定と異なる分別として、「ビン・カン」と「ペットボトル」が同じ箱に入れられないように表示に修正が施されているところ…

仮設の階段と手すり

平成二十年代後期、西条駅の橋上駅化工事が行われた。 工事期間中はプレハブの仮設駅舎が東寄りにあって、スロープを挟んで新たな建物がそびえようとしていた。 仮設のスロープなので、常設の通路以上に案内表示が目立たせてある。さらに手すりが黄色なので…

新井口駅の前

駅の改札を出てすぐに道が左右に分かれている、のは大抵そうだけど、 仮に初めて歩く場所で人波に流されそうな時に、どっちに進むのか迷うのではないかと不安がよぎることもある。 ましてや片方が階段を上がって左へ、もう片方の右手が真っ直ぐに続く連絡通…

広い通路の手すりと案内

広島駅北口のペデストリアンデッキは四方から改札に通じる入口であり、南北自由通路の出入口でもある。 広々とした空間というのは、たくさんの人が思い思いに歩くから人の動線が整わない。 壁や手すりに矢印をつけていろんな目的地への案内が表示されるが、…

駅のスロープと手すり

そういう、細長い駅とホームなので、構内の案内もシンプル。 乗り場が①しかないので、スロープの手すりに表示されている案内も「緑井・横川方面・あき亀山方面→」と、両方面が並ぶ。迷うことはないのだけれど、到着前のアナウンスを聞き逃すと、逆方向に乗り…

ホームが跨ぐ帆待川

河戸帆待川駅は、ホーム西端の改札口からスロープでホームに上がる。まっすぐ細く東西に渡されたホームは駅名の由来でもある「帆待川」の細い川筋を跨いでいる。可部と亀山に跨る駅なので可部とも亀山とも名乗りにくい。 川上の歩道から見ると、短い鉄橋が線…

上八木と中島の間

太田川に架かる可部線の橋のうち、上八木と中島の間が長い橋。 堤防と堤防の間が広いので河川敷も含めて11本の橋脚が等間隔に並んでいる。 平時の流量では中央の4本の橋脚におさまる。

山本川の河口

線路の鉄橋は、そこを通る列車を目当てに待ち構えて眺める人もいるし、ただ橋の構造が面白くて眺める人もいる。 太田川の支流、山本川が流れているのが安芸長束駅と三滝駅の間。 幅が狭くて流量の少ない川だけれど、河岸の片方に橋脚を備えて橋桁と橋桁を繋…

立戸の踏切

線路の方が高い場所では下をくぐり、南寄り、立戸四丁目のあたりは周りの道が線路の高さへの坂道になるので踏切の形をとる。 「立戸新開第1踏切」の横には細い川が並ぶ。それを跨ぐ橋梁の名が柵の隙間から見える。「定水橋りょう」。その橋桁に乗る枕木に、…

五の割橋梁

そういった、ちょっとしたアンダーパスによって東西の行き来が確保されている。ちゃんと石垣で壁面が構築されていて、上を通る線路は橋桁に乗っている。 線路敷地の側壁が少し欠けているところから中が見えて、橋梁の銘板がぼんやりと(ピント合わせてない)…

低いガード下

側壁が長くなったわけではなくて、その下の土台が高くなっている。 大人の背丈より少し低いくらいの隧道が何箇所かあって、踏切がわりに歩行者の通行箇所になる。 小さな立て看板に「 は して通行してください」とある。赤い字はほぼ消えて推測に任せる形。 …

側壁が高くなる

大竹市御幸町で国道2号を北上すると、左手に山陽本線の敷地とぴったり接する区間が続く。 敷地内のレールや砂利が歩道から見下ろせていたのが、進むにつれて歩道を隔てる側壁が高くなって中が見えなくなる。 ところどころ、作業用の入口階段があって壁の切れ…

広電天満橋橋名板

歩道と軌道の間の側壁に「広電天満橋」の橋名板が取り付けられている。目線の位置に縦長にあって、家の表札のような佇まい。 歩道側側面には、昭和44年竣工時の銘板と、平成25年の補修時の銘板が並んでいる。次の補修はその隣になるだろうか。

電車と歩行者の橋

橋の両端に歩道がある。この「広電天満橋」は自動車が通ることのできない、路面電車が通る橋。 橋のたもとはカーブミラーが対になって電車の行き来を補助する。軌道の両側には側壁がそびえて歩道の歩行者と接触しないように厳重。

住吉橋の朱

規模は小さくなるが、中区の住吉神社社前を渡る住吉橋も赤いアーチが特徴的。川というか海面が高い時は両岸の高低差が目立つ。東側の深い方を航路にしてある。 ここでは歩道部分も住吉橋本体の一部。その分車道は広くない。

安芸大橋歩道橋

平成20年のころの安芸大橋を見ると、赤色がくすんでるのはもちろん今との違いの中ではっきりしている。 下流側にある「安芸大橋歩道橋」の色も結構違っているが、欄干は変わってない様子。

安芸大橋の赤

安芸大橋は塗装が直されてからまだあまり年数がたっていない。 赤いアーチが鮮やかなのはもちろん、斜めの線を描くワイヤーの赤も細くくっきり映える。 歩道橋の色も暗くない。

安芸大橋南詰

太田川が北東から南西へ流れるところに安芸大橋の赤いアーチが映える。 南詰交差点に示される標識は、橋を渡った先が「祇園」で川沿いに上ると「三次」方面、戸坂の内陸へ向かうと「府中」や「中山」へ至る。市内中心部から見て左右は近郊で、直進した先は遥…

下千足バス停

安芸大橋最寄りの「下千足バス停」は戸坂方面と高陽方面の路線の交点に近い。 「広島たびパス 1dayパス」で乗り放題になる路線バス区間の北端にあたる。 お得な乗車券:広島たびパス|乗車券・定期券|広島電鉄この辺りに用がある人が降りるというより、この…

下千足の駐輪場

さらに上流の安芸大橋たもとには「戸坂下千足自転車等駐車場」がある。東区役所管理課による利用上の注意が、古びているがなんとか読める。 ここも堤防上の管理道路の一部を駐輪場の敷地にしてある。そこ以外の道路は「駐輪禁止」の表示がある。

細い駐輪場

太田川の堤防上にある管理用道路が、不動院前駅あたりで国道の歩道と接して同じくらいの高さになる。橋のたもとだから当然とはいえ。 歩行者や二輪車にとっては、県道と国道が交わるだけでなく、堤防の下や上からも人が集まる混雑地帯。駅の東側の駐輪場は二…

不動院バス停

アストラムライン不動院前駅の両側階段を下りたところに「不動院バス停」がある。「前」がついてない。 運行会社が4つあるので円盤の外周に収まりきらず、「JRバス」が内側に小さく表示される。 どの路線も祇園新橋は渡らず、高陽・戸坂方面と広島市内中心部…

屋根より高いアストラム

楼門の手前は少し上り坂。 金堂の建つ地面は堤防よりも低い位置で、背後の墓所が丘の上。自在坂神社がさらに上。 正面を横切る国道54号はアストラムラインを中央に乗せて祇園大橋で太田川を渡る手前。 道路が堤防上にあるので、道路向かいからは金堂の屋根が…

楼門の手前

不動院金堂に薬師如来坐像が位置し、正面には楼門、さらにまっすぐ外から通じる参道は松や灯籠が脇を囲む。 11年前、平成20年の正月に参った際に「中国四十九薬師霊場」の幟が見えた。当時は敷石が整備される前で、アスファルトが土色に紛れていた。

薬師への幟

駅からの下りの階段に幟がある。 不動院前駅から東側の歩道に降りるとさらに下の道へ降りる階段がある。 下の道を左に曲がると不動院の入口。 この幟は不動院の中の薬師堂が「中国四十九薬師霊場」に含まれる為、その道しるべとしての幟。 この階段を使うの…

奉納の幟とイベントの幟

筆の里工房前の池の周囲に立つ「筆まつり」の赤い幟。会場と会場を結ぶ道を飾ることで、離れた位置の会場に繋がりが増す。 榊山神社の筆塚前で諸々の挨拶などの式が進行する。赤い幟もあり、「崇徳三筆」の幟は昭和49年の筆塚保存会による奉納。赤い幟も、年…