環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

文学の館とこみち

その文学の館に設置されていた案内図は、面全体ではなく千光寺山と麓の市街地を丸く囲んで表示している。 案内図が強調するルートは文学のこみちと古寺めぐり。お寺のすべてに文学碑があるわけでなく、文学碑は信仰の対象ではない。 さらに海寄りの市街地に…

三つの歌碑

さらに同地には中村憲吉歌碑が三基並び立っている。 色も形も書風もとりどりに、刻まれた歌は鞆・お茶の水・布野と時と場所を異にする。

終焉の地の文学碑

文学碑が建つゆかりの場所には、その作家が亡くなった場所が含まれやすい。 墓と違って基本的に一ヶ所。その地で物した作品があればそれが文学碑となって往時を偲ぶ。 尾道の千光寺山中腹には中村憲吉終焉の地があって「文学のこみち」の一部をなす。 見上げ…

尾道で亡くなった人物

浄土寺にほど近い斜面の路傍に「西郷四郎逝去之地」碑がある。西から浄土寺に向かって歩くとまず西郷四郎像「道」が目に入り、白い説明板(平成22年には見かけた)の次に石碑がる。 銅像と説明板で西郷四郎本人の経歴を伝えつつ、銅像の足元では製作者の今城…

尾道の像

小林和作像 尾道市立美術館の小林和作像は屋外の壁を背にして立っている。 もともとは別の場所にあったものということで、尾道市街地の只中に始まり、平成20年より山上へと立地を変えている。 尾道 小林和作像は美術館へ

参道の手前

厳島神社参道は、桟橋の先にある堤防沿いの広いような狭いような道。観光客で賑わう時は山沿いの道に迂回しようかと思うくらいには人の流れがある。 その手前、フェリーターミナルの外の広場は大体鹿が休んでいる。木陰のある緑地にうずくまる。 平清盛像は…

像だけのある広場

下関市民会館の外、シーモールの向かいにある広い段。 浦山一雄氏作の銅像が等間隔に立つ。 道路向かいの二階廊下からもよく見える。

公園内の銅像

中央公園内には各所に銅像やモニュメントがある。比較的新しく設置されたものもあれば、工事によって位置を変えるものもあり。その像のある風景がいつのまにか過去のものになっていたりする。 比較的古くからある銅像は、公園の園路を塞がないような位置の植…

説明板諸相:学校と歩道の間

幟町中学校は縮景園の隣。広島駅から歩いて縮景園や美術館に向かう時に右手に見かける。 歩道は「文化の道」の一部なので通りやすい幅(橋の近くでは狭いところもある)。学校の敷地は一段高くフェンスと木が守る。合間にモニュメントがあって説明板は歩道脇…

生垣の切り取り

城南通りから南へ分かれる歩車道は、総合体育館とファミリープールに挟まれている。 歩道に沿ってファミリープールを囲む生垣が連なる。 その一部が試掘調査のため空いてる。

城南通りから見る中央公園

西側園路の封鎖された中央公園は全体をフェンスに囲まれて白い。 道路を挟んで北東を望むと天守閣の上半分が見える。

封鎖が長い

広島城西の丸跡の中央公園で工事中のサッカースタジアム。公園の隅の渝華園も姿を消し(別の場所に移築予定)、公園の西側を貫く車道も塞がれた。 令和6年まで長期にわたって通行止めとの看板。その頃には道路も周囲も様変わりして発掘の成果も相当知れ渡っ…

点字ブロックに触れさせない

府中大川に注ぐ榎川と八幡川。二つの川に挟まれて町役場がある。 役場の前を通る県道272号は八幡川を渡るが、府中大川沿いは通らない。 かつては府中大川沿いから八幡川河口をまっすぐ渡っていたであろう道の名残が、ガードレールに囲まれていた。

川岸の段差

そんな榎川下流の緑地には、広場を囲むフェンスと川に出ないように防ぐフェンスが二重になっている。 橋から眺めるとフェンスの下に幅の広い段がある。人は立ち入れない分、他の動物は休めそうな。 さらに下流の岸は段が無くて緩やか。 kanototori.hatenablo…

川の間の囲い

府中大川と榎川に挟まれた緑地。慰霊碑を中心とする静かな土地に動物も集まりやすいのだろう。川向かいからよく見えるわけではなく、木とフェンスが囲むその中は目隠しになる。 フェンスに貼られた注意書きは、野良猫への無責任な餌やりを禁止するもの。猫の…

フェンス越しに

工場の外の塀のように、人通りの少ない場所ならば前後左右自在に跳び回れる。 市街地のただ中、路面電車も通る賑やかな道路沿いにあっては、塀の上に猫が蹲るには落ち着かない。その間にフェンスがあれば少しは余裕ができる。

なるべく高所に

野良猫の方では気付かぬような高みから眺めているときには気ままに遊ぶ姿が見られるが、 見ている人の存在に気付いたからには、警戒して身構えたり威嚇したり。 電柱の根元にいる時は、半身を隠すような位置で唸る。 人よりも高い位置にいる時には、いつでも…

たなびく黒と白

畑に敷かれた黒いビニールシート、 破れ目が風に揺れる中を戯れる白い猫。上からつついたり、中に潜ったり。

丸いシルエット

イルミネーションのある庭に近づくとまず目につくのが雪だるま型のオブジェ。庭の中に入るとウサギや子馬?の集まりに接近する。 ついでに猫の白いところも浮かび上がる。

青白いウサギ

発光によって浮かび上がる白兎は、周りの暗さによってさらに白さを増す。 グリーンアリーナ南庭に施されたイルミネーションは何頭ものウサギの姿が中心にあった。 平和大通りからやや離れた公園はひっそりしていた(昨年12月)

白の強調

姫路市の消火栓の蓋は白が目立つ。 鳥と花に白が鮮やかで、空の水色と葉の緑色は控えめ。

山と水の着色

富山市の消火栓にも、水を表す曲線が水色に塗られている。 周囲を縁取る黄色は剥がれているけれど、窪みの中の水色は鮮やかに残る。 山を表す三角形はやや濃い緑色。

波の中の飛ぶ鳥

広島駅近辺にはカープのマンホール蓋があり、宇品の電車通り沿いにはカモメをあしらった蓋がある。 水色の地に波打つ線が太い。翼を広げたカモメが右・左と交互に配されて四羽。

円弧の集まり

kanototori.hatenablog.jp 旧三次市の市章は三つの円弧で出来ている。 それを中心に据えた蓋は、周囲の紋様も弧線が組み合わさって滑り止めになる。

熊野の直線

熊野町の町章|熊野町 熊野町の町章は「マ」を九つで「クマ」をあらわして三角形を作る。真ん中の三角形は「の」をあらわすと言われてもよく分からないけれど、蘊奥を感じさせなくもない。 マンホールの蓋の真ん中に町章、スポークのように熊野筆の直線が周…

防府市の蓋2種

www.city.hofu.yamaguchi.jp 昭和12年制定の防府市の市章は「ハウフ」の片仮名の図案化。 幾何学模様の中に据えると落ち着くのかもしれない。花や魚のデザインマンホール蓋には載らない。

花の中の市章

上越市のマンホール蓋は白鳥と蓮と桜をあしらった意匠。市の花が桜。 下半分が水面の蓮をあらわす。その中に「上」の字の図案化の市章がおさまる。上越市市章 - 上越市ホームページ

「向」の図案化

市町村章によくある、地名の文字の図案化によってできる図形には、強引なまでに円を描いて座りを良くしようとする。 向原町の「向」ならウかんむりよりも自然に丸くなる。