環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

城のカラス

広島城跡の本丸・二ノ丸・三ノ丸。ここも中央公園に連なる緑地なのでベンチにカラスがいたり石の上(大本営跡)にとまったりする。 観光地だからか、他の公園ほどにはゴミが散らかることもなく、鳥が群がるのは陸ではなく堀の鯉の集まるところだったりする。…

放置物と鳥

公園のベンチにカラスがたむろしているとき、ゴミが放置されているのはよくあることで、周りに人がいても構わずつつく。 水路の中でもゴミが漂い溜まるような汚れた場所にも鳥はいて、カモが水の中を漁っている。

鳥の見える位置

堤防沿いの並木は北で公園緑地とつながる。 堤防の白と公園の石の白。その辺りを背景に小鳥がいるとその色形がよく見える。

堤防と松並木

本川下流の東岸、中区光南の堤防沿いの歩道に松並木がある。Googleストリートビューで見ようとすると路肩のトラックが多くて隠れている。 所々高い松もあるが、だいたいは堤防の高さくらいでそろっている。合間に別の木の切り株もある。

できたての公園

広島駅の北、二葉の里歴史の散歩道の整備が進んで散策しやすくなって何年か経つ。 kanototori.hatenablog.jp 広島東照宮の前に作られた「シリブカ公園」は被爆樹木クスノキやシリブカガシを眺めながら憩う広場。 8年前の公園はまだ真新しい。注意書きも養生…

桜の池の松

広島城本丸上段の南東隅、「桜の池」跡は近代の遺構。 広報紙「しろうや!広島城」 | 広島城 広報誌の第26号で「本丸の隅っこの穴ぼこは何?」に紹介されている。 その周りの木々の一つに真っ直ぐ伸びた松がある。 「記念樹」の石碑の裏に、電電公社が昭和45…

天守台の説明板

歴史上の人物の周年記念の事業を行うには、十年単位だと小刻みなので百年単位になる。 三原城跡の「隆景公園」では堀を挟んで「天守台石垣」の説明板がその規模と工法と修復の事績を誇る。「小早川隆景公四百回忌記念」で平成8年。

120周年の2007

フラワーフェスティバルの節目の年は30、40とキリのいい年がとくに祝われる。 それ以外の年も、出展する企業・団体に関わる年が何かしらある。平成19年の白神社前は「タイフェスティバル2007広島」と銘打ったスペースがあった。 「日・タイ修好120周年」にあ…

40を大きく

風船つきの花ぐるま - 環藝録 平成28年のフラワーフェスティバルは40回目。 花車にも大きく「40」が立体になり、花の塔にも白く「40」が目立つデザイン。節目の回には分かりやすい意匠。縛りでもあるか。

歴代に囲まれる

今年のフラワーフェスティバルは「45th」。平和大通りを歩行者天国にできない中で、人は平和公園に集中する。 噴水の隣の花の塔は濃い色の花のつくる花弁が目立つデザイン。 塔の周りの足元を囲むように、第一回から歴代の花の塔の写真が連なっている。44回…

庭に囲まれる

kanototori.hatenablog.jp 「はなのわ」当時、「ひろしま未来ガーデン」エリアとなったこの辺り。順路としては市民球場跡地から北へ移動して平和の鐘を過ぎたところから始まる。50点の庭園作品が展示されている中には「安芸の国」「與楽園」などの歴史的素材…

中央公園の高所

ハノーバー庭園の東隣は周囲より高いテラスがある。広場の中央に丸く島状になった緑地があってその周りのベンチでくつろぐ。公園を通り抜ける人の多くは高低差のあるここを通らないので比較的静か。 一昨年の「はなのわ2020」ではここにも造園の展示の順路と…

段のある花壇

ハノーバー庭園の中心を占めるハノーバー花壇も、ヘレンハウゼン庭園の意匠をもととしている。 花壇を解説する石碑は高さを抑えて花壇の隅で目立たない。けれど読みやすい。

複製の日時計

中央公園の中のハノーバー庭園に立つ日時計は、台座の四面に装飾の施されたもの。 台座の下の方に小ぶりな銅板の説明板がある。日本語の一枚とドイツ語の一枚。 昭和58年にハノーバー市と広島市が姉妹都市締結を記念して贈られたとのことで、「ヘレンハウゼ…

日陰の日時計

平和記念公園の南辺は平和大通りに接する。 国際会議場の正面の緑地にある日時計は、噴水か水飲み場のような円形台の真ん中に据えられている。 文字盤が読み取りにくく、錆も目立つ。小児がおいそれと触れない場所に突起があることで現状が保たれているか。

平和の時計塔

平和公園の北側に立つ平和の時計塔は三本の柱が球体の時計(3面)を囲む。頂部にはスピーカー。 www.pcf.city.hiroshima.jp 時計としての実用性はさておき、公園内では高さのあるモニュメントなので遠目にもよく見える。南から相生橋に向かう目印のような存…

港の広場に時計

上は宇品港の旅客ターミナル前の広場に立つ時計台。四面にそれぞれ時計がある。盤の数字が無いがその分目盛が太いので、離れていても大体わかる。 下は江田島の中町港前の広場に立つ時計。灯台を模した台に3面の時計。どの方向から見ても良いデザインに整え…

大野浦駅南北の時計

大野浦駅は平成27年から30年にかけて橋上駅舎の工事がなされ、南口と北口にロータリーが整備された。 kanototori.hatenablog.jp 南口の時計はタクシー乗り場と待機場の間にあって、大野町商工会青年部による寄贈と表示されている。 北口の時計は防火水槽のあ…

駅に寄贈の時計

駅には大きな時計が必要。一種の公共物として地域の団体から寄贈されるのも、ただの飾りにとどまらない不特定多数の需要を満たしている。 大竹ライオンズクラブの寄贈になる和木駅のデジタル時計。3階の連絡通路に上がる前に時刻を知らせる。 大竹ロータリー…

緑の時計

正門から医学資料館に向かう分かれ道の角に立つ時計。木の枝に隠れそうだけど下から見上げるなら大丈夫か。 柱の根本正面に「贈 三九会」とあり、裏にはその「昭和39年度卒業生」が昭和59年に寄贈したものという表示がある。他に三九会があるとしたら明治か…

正門脇の桜

医学資料館の南は大学病院の正門。長いバスターミナルに通じるので道幅も広い。 正門の南には桜などの緑地があり、モニュメントと美術館に挟まれている。 平成17年、「広仁会」50周年の記念事業の一つとして造営される。ヒポクラテスの木の説明板より少し早…

資料館脇のヒポクラテスの木

医学資料館の南側に所狭しと枝葉を広げる「ヒポクラテスの木」。手前の説明板は平成19年の設置だが、植樹のきっかけは昭和61年に広島で日本医学史学会総会が開催されたことによる。 その時の特別講演は「呉秀三先生にまなぶもの―精神病者慈善救治会のこと、…

「赤レンガの医学資料館」

https://www.hiroshima-u.ac.jp/med/about/Institute_of_History_of_Medicine 広島大学医学部医学資料館は入館料無料。事前の予約申込みが必要で、現在は8月を期間として「島家旧蔵医学資料」が展示されている。 5月に見たのは「2021年度資料展示 赤レンガの…

兵器支廠から大学へ

兵器支廠のあった位置は広島城跡から南東部、京橋川と比治山の向こうの広島大学医学部の敷地が当時のそれにあたる。 宇品線沿いに南へ被服支廠・糧秣支廠とあり、広い敷地に連なった煉瓦建物の活用の歴史はそれぞれ特色がある。 広大医学部に最後に残ってい…

城跡の陸軍病院

広島城跡の場合も、本丸・二ノ丸・三ノ丸全体にわたって陸軍の施設が置かれた。司令部・練兵場・幼年学校・軍馬や砲弾の倉庫もあり、太田川堤防沿いには陸軍病院。 kanototori.hatenablog.jp その陸軍病院跡にある地図は「第二次世界大戦時 軍用施設配置図 …

本丸から案内される近代

天守閣を見上げる本丸南側、旧博物館建物の前には「西の丸庭園」や地下鉄駅などへの道しるべが立つ。 さらに公園全体図を使って案内されるのは「大阪城公園内に残る戦争の傷あと」と題した説明板。戦後50年を迎えた後の平成8年の設置。砲兵工廠などの軍の施…

工廠跡の公園

大阪城公園駅の周囲一帯はもと大阪陸軍造兵廠(大阪砲兵工廠)で、昭和27年以降公園整備が進む。 「砲兵工廠跡」の石碑は大阪城ホール近くにあり、「大阪城ホール」「水上バス乗り場」「OBP」「JR大阪城公園駅」への案内表示が立つところにある。本丸から歩…

城から駅への分岐

大阪城ホールの脇を抜けて大阪城へ向かうところで目にする道しるべは、駅の方向を矢印で示す。 「大阪城」の矢印の反対方向に「大阪ビジネスパーク駅」と「京橋駅」があり、右手に曲がると「JR大阪城公園駅」となる。反対側から巡った人向けの案内か。

「名所」が新しい

そんな立地の大阪城公園駅なので、駅構内の「名所案内」に載る施設4ヶ所はどれもすぐ近く。 「大阪城公園」自体が駅の西側一帯に広がるので「当駅下車すぐ」だし、0.5kmの「大阪城ホール」も公園内を歩いて水上バス乗り場を通り過ぎてすぐ見える。 こうした…

大阪城公園の模型

大阪環状線の大阪城公園駅は森ノ宮駅のすぐ北、大阪城公園の北東からの入口にあたる。 駅に模型があるということは、それがその駅付近の一番目玉になる名所。この場合はこの駅だけが近いわけでもないくらい広大な公園だけど、ホールも遊覧船も近いなら公園全…