環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

三滝橋警報所

打越町の北に接するのが「三滝町」。放水路を挟んで「三滝本町」とは「三滝橋」で通じる。打越町と竜王町の位置関係に似ている。近世の村でいうと新庄村。 放水路の堤防、三滝本町側に警報所がある。「建設省 三滝橋警報所」の表記は平成20年にも見かけた。

放水路とその上流

打越町の架道橋に挟まれる位置の堤防に、「一級河川 太田川放水路」の標識が立っている。設置当時が「建設省」だったのが「国土交通省」と貼り重ねられている。それ自体ももうそれなりの年数が経っている。 可部線の鉄橋より上流には「三滝橋」「新庄橋」「…

打越と竜王

打越町の南西部はJRの線路が複数あって、山陽本線・山陽新幹線と可部線が西と北へ分かれていくので線路と線路の間に挟まれた三角形の土地がある。 kanototori.hatenablog.jp 対岸の竜王町と山の上の己斐大迫に渡るための橋が並ぶので、堤防沿いの道は架道橋…

横川新町と打越

横川新町は福島川旧河道を南辺とする。 では北の境はと見ると、JRの線路まで来ると打越町なのでその手前にある。線路ぴったりではなく、若干の街区に打越町がはいりこんでいる。ら

中広の旧河道

天満川が西に流れて南に曲がるのが中広と広瀬北町の間。 太田川放水路以前、河道がさらに分かれて西へも流れていた。 今の中広中学校の北辺の道が痕跡となる。横川新町の南端が旧河道。

慰霊碑のある遊歩道

広瀬北町の河岸緑地には「特設警備隊 広島西部第二部隊」の慰霊碑がある。 石碑の正面が車道側を向き、背後を遊歩道が通る。 通行止めの区域に慰霊碑は含まれない。

天満川左岸

その対岸、広瀬北町の河岸緑地も工事のため通行止めとなっていた。横川新橋から中広大橋まですべての範囲が閉じられていたのが中広側と違うところ。 中広大橋付近に遊具が集まり、横川新橋付近は建物の背後になる。

嵩上げ前後

その区間の河岸緑地は工事中の箇所が真ん中にあり、北側が一部整備済みでベンチでくつろぐ人も見かける。南側(中広大橋付近)は以前のままなので車道との境の植栽はそのまま。 車道を挟んだ位置から見ると嵩上げ前後の違いが明瞭。

見学案内の看板

同じ中広大橋西詰には、堤防工事の見学案内の看板もある。 稼働中なら自由に見られると「ご近隣の皆様・お子様連れの皆様」に呼びかけている。

中広大橋西詰

広瀬橋の北は中広大橋。大橋というだけあって広瀬橋より幅が広い。 その西詰から北の堤防工事の最中なので通行止め。工事中なのはその先の横川新橋までの全区間ではなく、河岸緑地として整備済みのところもある。kanototori.hatenablog.jp

堤防の上下

広瀬橋東詰の北側河岸。 最近嵩上げされた堤防上部が白い帯を描き、それ以前からの石積みは斜めの網目模様。 橋に近い所では二重に石積みがあり一部崩れている。満潮時には水の中。

4年前の工事の堤防

中広大橋西詰に近い河岸緑地は、早いうちに堤防嵩上げも完了していて、 隣の車道との高低差は緑地部分の傾斜をつけて緩やかにしてあり、歩道と堤防の段差にちょうどおさまる銘板が一つ。

天満川右岸の河岸緑地

天満川右岸の、中広大橋と広瀬橋の間の区間の河岸緑地も整備が進んだ。ここも3月31日まで。嵩上げ後の堤防に幅の広い遊歩道と点在する樹木。 川に向かう配置でベンチが置かれていて、手前両側を低いポールが挟んでいるので、歩行者を気にせず座っていられる。

広瀬橋東詰

上流より先に嵩上げと緑地整備が済んだ広瀬橋周辺。 榎町の河岸の以前からの遊歩道の上に新しい舗装が重ねられている。橋詰から階段で降りていたところの段差が無くなっている。

年度末の河岸緑地

横川新橋の南詰、広瀬町の河岸緑地は工事中。期間の表示は3月15日から31日に変更されている。 数年前に天満川両岸の堤防嵩上げ工事が行われていて、その後の「西部河岸緑地(横川新橋~中広大橋左岸)整備工事」の段階。 kanototori.hatenablog.jp

東向きカブトムシ

新たに設置された遊具の構成は変わらず、東に複合遊具、西にブランコ2つが並ぶ。 カブトムシデザインの遊具は、以前の青い丸い頭から平たく黒っぽい横顔へ。前方に前脚のように支柱が立ち、左右別々の遊具でつながる。

河岸緑地の遊具

横川新橋の北詰にも公園緑地があり、ブランコや滑り台などの遊具がある。 昨年末に「使用禁止」の表示が付き、修理依頼中との説明が添えられていた。老朽化で危険な箇所が目立っていたところ。 年明けには遊具スペースが囲いで塞がれ、遊具全体が撤去された…

横川第一公園

その周辺案内図には横川町と中広の公園が「お手洗い」とともに表示されている。リバーウォークの経路上には横川橋たもとのお手洗いもある。 そのうちの一つ、横川町一丁目の「横川第一公園」は区民文化センターに近い。 昨年末からトイレの工事のため西半分…

横川新橋の周辺案内図

平成20年に横川新橋の南で見かけた「水の都リバーウォーク」案内図は、その頃から見ても古い案内図で褪色が目立った。 内容の古さは路面電車の「こい」「うじな」電停の表記から伺えるが、その名前で今も通用しそうなので実用するにと違和感ない。 左上の「…

土橋電停の周辺

土橋電停に掲示の「周辺案内図」は、掲示の向きに合わせて北が右手を向く。 紙屋町・横川方面への乗り場なので、その方向が広く表示されている。 平和公園もすぐ東に表示されているから、ここから歩いて本川橋へというルートも選べる。kanototori.hatenablog…

堺町にある土橋

土橋電停は江波方面と己斐方面の分岐点。 東西どちらも堺町で、土橋町は南の交差点を挟んで東側にある。電停に面したコンビニや飲食店は土橋店が多い。

榎町にある堺町

中区堺町は本川橋〜天満橋の通りを挟む細長い街区。 電車通りから見ると榎町と堺町との境に道路が無く連続して見える。 榎町側にあるもみじ銀行は堺町支店だし、その銀行の表には堺町バス停がある。

榎町1番

十日市交差点の南西角に十日市信号所があった。住居表示は「榎町」の北東角で1番地。 同じ街区に恵美須神社があり、そこに面した南北の道が「榎町恵美須通り」。

信号塔のあった交差点

十日市交差点は路面電車の分岐点。南西角に一昨年9月まで「十日市信号所」が残っていた。 kanototori.hatenablog.jp その跡地には、もともと隣にあった電気設備がもう一つ増えてずいぶん角張った風景になった。もしただの余白のような土地になったらなったで…

本川町と十日市町

相生橋から国道183号がまっすぐ西へ通り、十日市交差点で北へ寺町通りに曲がる。、 橋の上が高い位置になるので本川町電停手前まで下り坂。 歩道橋は電停のすぐ先にあり、さらに先の十日市町電停(紙屋町方面乗り場)まで信号三つ挟まっている。

歩道橋の国道標識

国道183号の紙屋町交差点で54号と分かれてすぐ、本川町に架かる歩道橋に国道の標識が付いている。 斜め下から見上げた様子から、光を反射してずいぶんつやつやしているのだなと思っていたが、右上の白い部分は光沢ではなくて色が剥がれ落ちたための白。 スト…

54号旧道の標識

国道183号は広島市内では旧54号と重複していた区間が多い。 祇園新道や可部バイパスが現在の54号で、183号を旧道と呼んでいるわけではないが、道路の作りと沿道の景観から新旧を比べて見てしまう。 道路標識の更新で「54」が「183」に貼り替えられた箇所は、…

四拾貫の国道沿い

県立みよし公園の入口付近、三次方面へ向かう国道183号の路傍に立っていた看板。 「空カン 空ビン 投げすてないで 四拾貫町内会」と大きめの字で車からも見えるような高さに。空き缶だけでは心許なく空き瓶も併記、ペットボトルも入れたいが語呂が悪い。それ…

河岸緑地に空き缶の音

歩道にしても公園緑地にしても、ゴミや空き缶のポイ捨てをしないようにという注意は一般的なことで、その注意書きがあるからといって日頃からゴミが散乱しているわけではない。 注意書きの内容がどこにでもあるようなものではないとき、それはかなり名指しに…

バス停のゴミ箱

平成19年、安佐北区大林の国道沿い「洞庭」バス停。地元にあっても難読の自覚が強そうで振り仮名が元から表示してある。「洞庭湖」とは無関係でもこの表記の定着に影響していそう。 バスの待合施設としては古めかしい作りのトタン葺きの小屋にベンチと缶・瓶…