環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2023-01-01から1年間の記事一覧

赤と緑の幟

佐伯区坪井の観音神社は保育園と児童公園の間に参道がある。 狛犬の隣、手水鉢の手前に伊勢神宮式年遷宮を知らせる幟が立っていたのを見たのは平成21年。参道を挟んで向かいには赤い幟で「厄除け祈願」。これは時期を限ったものではないので現在も変わらない…

幟を交互に

可部の福王寺仁王門前の階段あたりから先の境内に立ち並ぶ赤と青の幟。仁王門を包む幕は白。 幟の文字は「南無大師遍照金剛」「南無大聖不動明王」の2種。幟の色で語句が決まってはいない。

赤い幕と青い幟

安芸高田市甲田町の国道54号沿い、三叉路の突き当たりに標識と並び建つ地蔵堂がある。 青い幟が数本お堂の前にはためく。「智徳地蔵尊菩薩」の名前。 お堂は赤い幕が下がり、像にも赤い布。 赤に囲まれるのが地蔵らしく見えるとともに、幟は赤でなくても違和…

地蔵の幕

同じく毘沙門天参道の祠堂に多種の地蔵が見える。 祖縁地蔵に願成地蔵。どちらも青い幕に紋がある。

毘沙門参道の大師

緑井の毘沙門天は参道で多くのお堂を巡る。(写真は平成21年) そのうちの一箇所に弘法大師堂あり。切妻屋根のお堂に金剛杵の幕。

並ぶお堂の屋根

大師堂と地蔵堂は向きが90度違う。けれど屋根の妻は同じ向きで色も同じなのでひとつながりの施設と受け止めやすい。

地蔵堂と大師堂

住吉神社は住吉公園のある区画の南側に位置する。 そこからさらに南の道路向かいには大師堂と地蔵堂が並ぶ。 祠の向きは大師堂が住吉神社と同じで、細い土地の中でも百度石を奥だけの距離が確保されている。地蔵堂は90度向きが違い北向きに近い。後ろがドラ…

松の合間に移転記念碑

同じく道路に沿って立つ松の木の合間に「住吉神社移転改築記念」の碑がある。 昭和58年に現在地に移転した際の記念碑で、内側に碑文を向けて外側に宮司と総代の名を連ねる。「神苑を整備して御神徳の発揚を期す」と綴られた移転当時の境内の真新しさを偲ばせ…

松の外に改築記念碑

その由緒書きに載る最も新しい出来事は平成18年11月の本殿改築。 その記念碑は社殿の左手に聳える松の木のたもとにある。外の道路から見える向きに立てられている。

箇条書きで年表

廿日市市の住吉神社は国道2号近くの埋立地を現在地とする。 由緒書きには潮音寺境内から住吉新開へと移ったこと、さらに昭和58年に現在地に移ったことが記され、境内の石彫・神額・建築物のそれぞれの奉納された年が箇条書きされている。 文化7年の石灯籠な…

球場年表

その自販機のあるエレベーター前から南へまっすぐ進むと、左へ曲がってシャレオ西通り。 その曲がり角の壁に設置されているのが旧広島市民球場の年表。昭和31年の「ナイター球場建設覚書に調印」に始まる50年以上の出来事が写真とともに綴られている。

シャレオの西の端

紙屋町地下街シャレオの西の端、ゲートパーク入口に出るエレベーターのそばに自販機が2台。 は ポケモンデザインの自販機はそれだけでも目立つところ、貼り付けられた表示は中身のお茶の宣伝が上に、キャッシュレス決済の説明が左右に細々と。 そして取り出…

自販機の取り出し口2つ

豪雨災害伝承館の建物外には自販機がある。非常時に飲料や食品が開放されるライフラインベンダー。 平常時はカロリーメイト210円、ソイジョイ110円(令和5年9月現在)。

道路の下のベンチ

その公園は高所の道路から坂道や階段で出入りする。階段の脇の斜面は緑地で麓に東屋。 とくに遊具は無く、豪雨災害伝承館の前にゆとりのある広場。広場からさらに低い所へ降りる坂と階段は伝承館の一階に通じる。

梅林の里公園

https://maps.app.goo.gl/eS8RWXx3nbVQm2UA8?g_st=ic 梅林駅から坂道を辿り、整備された道を左手に進むと豪雨災害伝承館。八木三丁目。 建物の前には広場もある。公園の名称は「八木第六公園」、通称「梅林の里公園」。 第五公園はここから北東の八木四丁目…

坂道の道しるべ

梅林駅からの案内看板に従って、駅を出て左手の道へ進むと住宅地の合間を縫う坂道を登る。 坂道の先には整備された道路が横切っている。そこまでの道に数ヶ所、豪雨災害伝承館への道しるべはこまめに設置されている。

駅を出て左手

梅林駅の駅舎入口は庇があって4本のポーチ柱が支えている。 向かって左に自販機、右に郵便ポストがあるが、自販機の一台とポストの投函口は庇の外にはみ出している。 庇の中に今年新たに加わった表示は「広島市豪雨災害伝承館」への案内看板。ポストの隣の柱…

閉じられた駐輪場

9月末時点で、梅林駅の駐輪場は屋根工事のため閉鎖されていた。 駐輪場を塞ぐフェンスが駅舎前の郵便ポスト横にあり、ポストの裏手にお知らせがあった。 閉鎖は22日からで、代替駐輪場へ案内している(収容台数は少ない)。

ファミリープールの横

スタジアムからのペデストリアンデッキは南北の通路にもなる。 北はサッカースタジアム、南はゲートパークと中央公園の変貌は絶え間なく続く。 その間に位置する数々の施設へのアクセスも容易になるだろうと期待できるところ(施設が存続していれば)。https…

公園の中の境目

旧市民球場跡地のゲートパークプラザも公園の一部とはいえ、エリアの大半は建物や広場で緑は北側に偏る。 中央公園の猫もこの辺りを歩くけれど、ハノーバー庭園に連なる北側の茂みでよく見る。

工事現場の猫

昨年9月頃は三の丸広場のトイレ解体前で、街路樹が無くなり資材や重機の置かれた殺風景な空間だった。 そういう時期にうろうろする猫は、もともとこの辺りにいたのなら住処を荒らされた気分だろう。 さらに広く、広島城や中央公園全体を行き来していたのなら…

橋から眺める歩道橋

三の丸広場の工事のため、二の丸に通じる御門橋の正面がフェンスで囲まれている。 遠くスタジアムの屋根が見え、その手前にペデストリアンデッキが祇園新道を跨ぐ。

三の丸広場を迂回

その基町小学校前交差点は堀端の三の丸広場にも接する。 ペデストリアンデッキ工事であり三の丸歴史館の工事でもあり。 それまで通れていた堀沿いの遊歩道も通行止めとなったため、祇園新道沿いの歩道が迂回路となる。

基町小学校の向かい

中央公園の工事エリアは祇園新道沿いまでフェンスに囲まれている。 その北東隅にあたる基町小学校前交差点付近は「開放エリア」として通行できていたが、工事の進展につれ、ここも囲まれてフェンス越しに木々や記念碑を見る現状。

堀端の歩道からの迂回

中区のサッカースタジアム建設に関わる交通規制は広範囲に及び、区間も時期もさまざま。 今月中旬から一か月ほど、広島城内堀西側の国道54号にて歩道の通行止めがある。堀の北西角が出っ張っている所、または破却の痕跡の残った石垣のある所といった呼び方に…

団地に登る道の規制

亀山南の太田川近く、今はあき亀山駅の入口にあたる県道の平成24年ころ。 そこから北に向かう坂道は亀山南小学校と亀山中学校に通じる。さらに先には虹山団地などの住宅団地がある。 この時交通規制のかかっていた道は下水道工事のため。「出口団地方面、下…

可部南の西の道

古川くらいの細い川ならば、堤防工事の際の迂回路は川向かいの堤防上が示される。 太田川ほどの規模の川になると、堤防工事だからといってすぐに渡り直せるものでもない。 可部南で平成24年にあった工事では可部線の橋にほど近い堤防が通行止めとなった。南…

三川橋と松原橋の間

安佐南区の古川の堤防で汚染土の除去作業が行われたのは昨年度の末のこと(11月〜3月)。 中国地方整備局の発表資料にある作業内容は、「堤防の掘削、土砂搬出、盛土、仮設矢板打設」とある。 工事期間中は三川橋と松原橋の間の右岸遊歩道が通行止めとなり、…

遊歩道が通学路

佐伯区の千同二丁目は東の端に岡の下川が流れている。 その川の西広島バイパス下と倉重川合流点までの右岸の区間に「千同遊歩道」がある。 遊歩道や公園にある一般的な注意事項の看板に重ねて、「安心だ いつもそこには地域の目」という平成20年度の標語が掲…

通学路の変貌

ゆめタウン祇園がゆめテラス祇園となって本格オープン。 www.izumi.jp 南側入口は自動車も自転車も歩行者も出入りするので、横切る時は以前よりも注意しながら左右を見る。「通学路につき通行にご注意ください」との立て看板が必要なほどに、道幅のわりに交…