環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

風物

五月の花の帯

(平時の)フラワーフェスティバル期間中も原爆ドーム前は賑やか。平和大通りからはやや離れているので、会場に向かう人か帰る人かの流れが絶えない。 橋の上から見るドーム前は植え込みのツツジが帯となる。ドームと護岸の石の色に挟まれて花の色が目立つ。

元安川増水時

相生橋から原爆ドームの方を見ると川岸に下りる階段(雁木)がある。 橋に近いほうの階段はテラスに下りる。この高さなら満潮時も水面に達しないことが護岸の色から伺える。 それでも大雨で増水すると危ない位置になる。上は平成27年12月、ゆったりと流れる…

横川橋の南詰

はてなダイアリーを始めてから十六年経過。その頃は可部に居たから可部の写真が多く、今は市内だから市内が多い。過去の市内の写真の持ち合わせが少ないのを惜しいと思うものの、世の中にある写真は市内の方が郊外より多いとなれば珍しさは減ってしまう。そ…

川岸に降りそうな坂

中広大橋の西詰、中広町側の欄干は平仮名の橋名板「なかひろおおはし」が付いている。 堤防の柵と欄干の間に隙間があり、細い坂のようになっている。 坂の下には上流に続く道は無いので遊歩道に利用される道ではなさそう。

人だかりと幟

平成31年の都道府県対抗男子駅伝。 スタート・ゴール地点の平和記念公園前に大勢の観客や関係者が集まって黒い塊になっている。いまならマスクで白っぽさが増しそう。 そんな中で都道府県ごとの幟が人より高い位置に持ち上げられていた。代表選手を応援した…

幟と木の林立

平成21年1月の半ば、橋の向こうから少し離れて大願寺を眺めると、やはり九本松は手前の松に隠れて目立たない。 この時期はイチョウが葉を落としているが枝の白さに存在感がある。そんな中で彩り豊かに幟があちこちに立ち並び、弁財天や不動明王をアピールす…

九本松の周り

平成19年当時、まだ九本松が大丈夫なように見えていた頃*1、フェリーから大鳥居を眺めたその背景に含まれていたけれど、特に他より高い松でもないので目立たない。 近くから、大願寺境内全体を眺めても、近くにはさらに高い松やイチョウがあるので隠れていた…

伐採の跡

宮島の大願寺九本松は令和2年末から3年初めに伐採され、切り株と囲いを残して文化財の説明板は伐採の経緯の説明板に置き換わった。 下の写真は平成19年のもの。

公園の木の断面

これも十数年前、比治山公園内の桜の木に囲まれた遊歩道。 広場内に向かって伸びていた枝や幹が伐採された後、木の切り口に「タバコステナ」と白い文字。「ステナイデ」だろうか。

学内のベンチ(平成21年)

とある大学の構内設置のベンチ。簡素な青いベンチと四角い灰皿。 平成21年当時はまだ普通だったか。

灰皿流転

広島城本丸の東の出入口付近。池田勇人像がある堀端の緑地には、石のベンチが点々と木々の間にある。 立つにしても座るにしても、思い思いの場所でくつろぐ場所ではあるが、灰皿は移転しており、もと灰皿のあったあたりは禁止の表示が塞ぎ、吸ってもいいベン…

角地が更地

さらにその東、内堀の角に接する長方形の空間は「広島市中央バレーボール場」だった所。 三ノ丸の整備で観光バス駐車場の移転先となるため更地となり、交差点から堀の向こうの本丸がよく見える。 下の写真は平成21年に天守閣から南東を見下ろしたもの。木に…

堀端の松

城の中でも外でも、松の木は城らしさを引き立たせる背景に使われる。 広島城内堀の南東隅、三ノ丸跡は城南通りが東西に貫く。通りと堀の間の緑地に松が並ぶ。通りから城が見えなくなるほどではない空間を保って真っ直ぐ伸びている。 「植樹 302-w4第15回年次…

松のコモの白さ

梅林に梅が咲き誇る同じ時、松の木にはコモが巻かれて季節感がある。 林立する松の中を白猫が歩く。花に紛れたりコモに紛れたり。

梅の赤の地面

縮景園の梅林の梅は赤いのも白いのもある。猫も白いのもそうでないのもいる。 柵に囲まれた林の中の地面はうっすら緑。赤い花びらが木の根元に散り敷いて赤い丸を描く。

濃い赤の梅

同じく樹木配置図の梅の品種一覧には、植えられた位置が書かれているものもある。 113本もの梅がひしめく梅林に黒く目立つ石碑と、その背後で目立つ濃い赤の花。一覧にも「中咲き・八重咲・梅林行啓碑裏・売店入口各一本」とあるのが「鹿児島」。

「縮景園内樹木定期点検業務」の図

ちょうど広島県のRSSフィードに「広島県縮景園内樹木定期点検業務」の入札案内が掲載されていた。 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/nyusatsukeiyaku/jyumoku.html その仕様書には縮景園内の樹木点検のための樹種ごとの図面がある。 灌花井の周りは松…

庭園用の井戸

縮景園の表門に近い植栽の中に「灌花井」がある。高くもたれる松のたもとに六角形の井戸枠。 説明板に、浅野長勲が江戸屋敷から井戸枠と石橋を移したとある。この庭園の景物の中では新しい方か。

生田川公園

布引橋の東詰を南北に、生田川の東岸一帯を生田川公園がある。 川岸に降りられる雁木状の親水緑地なので、フェンスの注意書きに「雨の日は川の水が急に増えて危ないので入らないで下さい」と呼びかける。

新神戸駅前2階

「自転車、単車の放置を禁止します」という新神戸駅前の注意書き。右半分が白いので何か赤く目立つ文言があったのだろうけど、特に目立って悪化していなければこのままだろうか。

矢野の船溜まり

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/102/h29dai1kaikaiikiriyoushinsakai.html 「広島湾地域の放置艇対策の現状と課題」にて平成28年の調査結果が載っている。 広島港内の放置等禁止区域の設定により、区域内の放置艇は解消したものの、広島湾各地の…

艮神社と駐車場

福山駅の北、福山城の艮の方角の山に鎮座の艮神社。駐車場は麓の宮川の向かいにある。 http://ushitorajinja.org/top.htm 敷地の白線を見ると12台くらい停まれるようで、参拝者の多い時期は追いつかない広さ。サイト上にて「週末および祭の斎行日には 極力福…

契約車と参拝車

十数年前に見かけた、饒津神社入口(車の)の立て看板。 南北に長い境内の右側に月極駐車場があるので、「契約車」は直進。参道脇に駐車する参拝者の車は左折となる。 kanototori.hatenablog.jp

黄色と赤の立て看板

可部町綾ヶ谷(福王寺山の北側)を十何年か前に歩いたとき、 「産廃」「断固」「反対」などの抗議活動の看板が目についた。 この辺りの水は、東では小南原川・南原川を経て根の谷川へ、西の大畑からは大毛寺川へと流れて行く。どちらも可部の盆地で太田川に…

歩道脇の桜の奥

平成24年、安佐南区役所前の桜並木。 歩道と桜の間には柵があり、桜の木陰にバイクや自転車が並ぶ。 桜の奥に見える横断幕は「10階建マンション建設反対」の地元町内会による訴え。いわゆる旧道沿いのためか。 現在はその隣の敷地にマンションがある。

無料の日

昭和33年6月に広島城復興天守が郷土館として開館した。それを記念してのメモリアルデーが6月1日付近の日曜日に設定されている。 写真は3年前の6月2日。普段は有料の場所が無料であることは特に強調される。

鳥の見える位置

堤防沿いの並木は北で公園緑地とつながる。 堤防の白と公園の石の白。その辺りを背景に小鳥がいるとその色形がよく見える。

できたての公園

広島駅の北、二葉の里歴史の散歩道の整備が進んで散策しやすくなって何年か経つ。 kanototori.hatenablog.jp 広島東照宮の前に作られた「シリブカ公園」は被爆樹木クスノキやシリブカガシを眺めながら憩う広場。 8年前の公園はまだ真新しい。注意書きも養生…

120周年の2007

フラワーフェスティバルの節目の年は30、40とキリのいい年がとくに祝われる。 それ以外の年も、出展する企業・団体に関わる年が何かしらある。平成19年の白神社前は「タイフェスティバル2007広島」と銘打ったスペースがあった。 「日・タイ修好120周年」にあ…

40を大きく

風船つきの花ぐるま - 環藝録 平成28年のフラワーフェスティバルは40回目。 花車にも大きく「40」が立体になり、花の塔にも白く「40」が目立つデザイン。節目の回には分かりやすい意匠。縛りでもあるか。