環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

宿場町・可部

江戸時代の宿場町「可部町」は、雲石街道沿いの約1kmの範囲に軒を並べた。
可部町は北から「上ノ町*1」「胡町*2」「中ノ町」「寺町」「渡リ町」に区分される*3。道が胡町で曲る*4ため「折目」とも呼ばれる。下は当時の文例。

〜元和五年当時胡丁ノ折目ニ住居仕家名南原屋ト改〜


参考及び引用
『文政二年高宮郡 国郡志御用につき下調べ書出帳』1994 可部郷土史研究会

*1:上ノ丁とも

*2:胡丁とも

*3:飛び地は除く

*4:街道が北上して胡神社の手前で左に曲り、西に50mほど進んでから右折して北進に戻る