環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

説明板諸相 「旧帝国京都博物館陳列館等について」

正門の南側の塀には企画展の看板と、建造物の説明板と、開館日時の案内板が設置されている。
写真がその内の説明板で、読み取りにくいので以下全文を書く。至極読みやすいものである。ただ写し方が悪いだけである。ちょっと文字の黒い部分が剥落しているだけである。

 赤煉瓦づくりの正門と、その左右の煉瓦塀
は、門からみて正面の大きな煉瓦造の陳列館
とともに片山東熊博士の設計により明治二十
八年(一八九五年)に完成したもので、いわ
ゆる初期洋風建築の代表的な遺構である。
 昭和四十四年(一九六九年)三月、これら
の建造物はあわせて「旧帝国京都博物館」と
して「重要文化財」に指定されている。
 また、正門北側に連なる巨大な石垣は、天
正十四年(一五八六年)に建てられた方広寺
の遺構で、昭和四十四年(一九六九年)四月
方広寺石塁」として「史跡」に指定されて
いるものである。*1

*1:縦書き