環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

饒津神社の石灯籠

石灯籠に刻まれた違い鷹の羽。八角形の中台の各面に一つずつある。
竿には「獻備 松平近江守源長容」とある。
浅野長容*1広島藩支藩広島新田藩の第四代藩主。まだ饒津神社になる前、明星院境内の御位牌堂としてあった頃のこと。近江守は先代の長員以後の藩主の官職名。
長容のあと長訓(後の広島藩主)・長興(長勲・後の広島藩主)・長厚、と明治二年まで続く。長厚の時に広島吉田支藩となり吉田に移住。二度の長州征伐に先鋒隊を出した。

参考

*1:あさのながかね