2007-01-19 饒津神社の石灯籠 石碑石塔 文字 石灯籠に刻まれた違い鷹の羽。八角形の中台の各面に一つずつある。 竿には「獻備 松平近江守源長容」とある。 浅野長容*1は広島藩の支藩の広島新田藩の第四代藩主。まだ饒津神社になる前、明星院境内の御位牌堂としてあった頃のこと。近江守は先代の長員以後の藩主の官職名。 長容のあと長訓(後の広島藩主)・長興(長勲・後の広島藩主)・長厚、と明治二年まで続く。長厚の時に広島吉田支藩となり吉田に移住。二度の長州征伐に先鋒隊を出した。 参考 『日本史広辞典』山川出版社 『安芸高田市吉田歴史民俗資料館平成十八年度秋季企画展目録』 *1:あさのながかね