環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

阿部正弘公石像潜り

護国神社拝殿の傍らに像。幟と説明板も。
正面に「阿部正弘公像」「合格就職*1成就」、左右に鷹の羽。その間を潜る形。
説明板にはこうある。

正弘公は天保十四年(一八四三年)二十五歳にして江戸幕府老中、今の大臣になり教育に力を注ぎ、嘉永五年(一八五二年)老中筆頭、今の総理大臣に就き江戸と福山に誠之館を建てる。安政元年(一八五四年)日米、日英、日露の和親条約を結び開国し、近代文明国、日本の基礎を作る。また、学問のできる人材を広く重用して教育の重要性を昂揚し、日の丸を日本の国旗と制定した人でもある。阿部家十一代、福山藩主七代目の正弘公は、当神社の御祭神であり、希望学校の合格、就職の御祈祷を受けられ、石像を潜り希望をかなえて下さい。

つまり、御利益のいう「合格」の淵源は誠之館に、「就職」の究極は総理大臣に求められる。文章の繋がりの変さは気にしない。

*1:耳+ム