町並みのあちこちに掲示物が多いので、それだけ「鞆」の文字を目にする機会も増し、ならば字形の種類もいくつかあるんじゃなかろうか。
ということで、まずは一般的な「革」の字形による印刷物。
比較的新しい幟やポスターはほとんどがこの形。わざわざ他の字形で出力したりはしていない。
多少古そうな説明板にも使われている。
では、手書きだとどうだろうかと眺めると、
やはり大方は「革」の形で書く。「鞆」を学校で習わないとしても、「革」の形は教わったものをあてはめることになる。
中には、「廿」の下の横画がはみだしているようなそうでもないような例も見受けられるが、どちらにしても誤字になることはない。