環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

文字抜粋「鞆」旧慣用

対して、「廿」の横画二本が同程度の長さに突き抜ける字形は、比較的年季の入った看板に多い。
バス停・学校・交番等の、施設そのものの表示の場合は更新されていって、現行の「革」にあらたまるかもしれないけれど、その近隣の簡単な標示ならそのままで使い続けられる。



求人看板では「問はず」の仮名遣いもセットで見えたり。

単なる新旧の違いだけでなく、この字体が現代の手書きでも見られるのは、

書風の好みというか、長短の按配が自在になるといった書きやすさもあるだろうか。画面の上端にカーソルを持っていけば必ずメニューバーに達するというふうな*1

*1:強引なたとえ