環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

金偏じゃなくておk

明治百年ということで、昭和43年に奉納されたものは多く*1、きっと数十年か経ってみれば、昭和半ばの風物が反映されてることを実感することでしょう。今見るぶんには時代が近すぎて注目する部分が違ってしまうけれども。

安佐北区可部の旧街道南部。浜の明神社は厳島神社を勧請して舟入*2前に鎮座。

唐破風の角の直下に置かれた天水桶*3が昭和43年の奉納。
前面に「用水」の字と三つ盛亀甲の紋。
背面に「奉納 可部町 豊田鋳造所 昭和四拾三年 七月吉日」。
全体は白い塗装で箍部分は緑色。蛙が三方を支えて、その下の台石に「奉献」とある。

*1:数えてないけど

*2:鉄の燈籠:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20071125/1195997101参照

*3:てんすいおけ