環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

都谷地区(山県郡都谷村)

原村と同じ時期に、南隣には「都谷*1村」があり、都志見*2・戸谷
*3・長笹*4の旧村名を大字としていた。戸谷は『藝藩通志』に「舊*5十谷に作る、今の長笹を併せて、谷數十なりしよし、今は九區に分る」*6とある。なので都志見の「都」と十谷の「谷」の合成となる。

原村の中原*7・西宗と同じく、太田川支流の西宗川流域。

*1:つだに

*2:つしみ

*3:とだに

*4:ながささ

*5:もと

*6:廣島縣史』は「俚説に谷筋十箇あるよりの名とす、之に依れば、戸は十の假字なるか、」と紹介

*7:中原と志路原の境が陰陽分水嶺