環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

安佐郡の町村合併

昭和28年の町村合併促進法の施行から昭和の大合併が始まり、wikipedia:安佐郡の町村は22から7に減少した。後にすべての町が広島市の一部となり安佐郡は消滅する。

町名 合併年月日 広島市への編入年
祇園町 昭和18年11月3日*1 昭和47年
可部町 昭和30年3月31日 昭和47年
安佐町  同上  昭和46年
高陽町  同上  昭和48年
沼田町 昭和30年4月1日 昭和46年
安古市町 昭和30年7月1日 昭和48年
佐東町  同上  昭和48年

県が6ヶ町または5ヶ町に絞る合併案を示したが、必ずしもそれに拘らずに各町村の協議が重ねられた。
このうち祇園町は、北隣の古市町や古市・安・伴との合併案などがあがったが見送りとなる。太田川を跨いで規模を広げた「祇園市」も提唱されたが実現しなかった。西岸の「祇園」「古市・安*2」「伴*3」「緑井・川内・八木*4」と、東岸の「口田*5」「戸坂*6」の町村が市域として構想された。
Wikipediaで「祇園市」を検索するとwikipedia:戸坂村でのみ言及がある。

*1:昭和13年祇園村が町制施行した後、長束村・山本村・原村と合併した年

*2:安古市町

*3:沼田町の一部へ

*4:佐東町

*5:高陽町の一部へ

*6:昭和30年4月1日広島市に編入