環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

西の多宝塔

塔の丘と厳島神社を挟んで西向かいの丘に多宝塔がそびえる。


多宝塔 中西町岡上にあり、本尊薬師は行基の作、塔は方二間半、高八間餘、二層なり、大永三年癸未六月創造、宝永三月*1丙戌、九輪を再建す、銘受花にあり、(略)
藝藩通志』巻十五 安芸国厳島三 仏観

と紹介される。現地の説明板はさらっと大永三年に触れるのみ。

多宝塔からは社殿の配置がよく見える。

*1:年か