環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

半尾橋親柱

前回のエントリを書いた後、「寺家村 絵図」を検索語とするリンク元が表示されていたので、それならば前回にも挙げた本が最適でして、


この事典の巻頭に、安永三年*1の「賀茂郡寺家村絵図」がカラーで掲載されている。その裏面には賀茂郡全体の絵図も載っていて、そちらと比べると寺家村絵図はちょうどいい大きさで書込みもはっきりと読める。


さて、寺家村の範囲では、「半尾川」は上流域の一部が含まれるのみであるけれども、現在では隣接する吉行村分とあわせて「憩いの森公園」として訪れやすい丘陵になっている。

公園内の「日だまりの庭」の入口に大正12年架橋の「半尾橋」の親柱が移設されている。平仮名表記は「はんのをは*2し」。

*1:西暦1774年

*2:「者」のくずし